関連ブログ記事・・・2024/9/8付「城陽井手木津川バイパス、青谷川橋付近の状況(2024/9/7時点)」
京都国道事務所サイト内の城陽井手木津川バイパスの進捗状況を公開するページで、令和6年8月末時点の進捗状況が公開されました。
写真1が上記ブログ記事で紹介した青谷川橋の工事現場の上空写真、写真2がもう1つの着工済部分である才田川橋の工事現場の上空写真です。ただ、後者については工事用ヤードに重機が見えないのが気になりますが・・・
さて、城陽井手木津川バイパスの井手町域には4つの橋梁(南谷川橋、蛇谷川橋、北才田川橋、才田川橋)が建設されますが、才田川橋以外は2024年度内の着工はなさそうです。
城陽井手木津川バイパスに関するネット記事を探していると、「地方建設専門紙の会」のサイトに2022/2/16付で以下の記事が掲載されているのを見つけました。
【京都】国道24号城陽井手木津川バイパス 城陽・井手に5橋梁を新設 令和5年度から順次着手予定
この記事は、京都市に本社をおく建設経済新聞社が発行する専門紙の紙面に掲載されたようで、元ネタは京都国道事務所の建設会社関係者向けの説明資料と思われます。同社のサイトでは非会員は過去記事も含め見出ししか読めないようですが、「地方建設専門紙の会」のサイトでは全文が読めます。こちらによれば・・・
南谷川橋=橋長64m、桁構造は鋼単純箱桁橋(予定)、工期は令和7年度からを予定
蛇谷川橋=橋長46m、桁構造は鋼単純箱桁橋(予定)、工期は令和9年度からを予定
北才田川橋=橋長109m、桁構造はPC3径間連結コンポ橋(予定)、工期は令和7年度からを予定
才田川橋=橋長49m、桁構造は鋼単純箱桁橋(予定)、工期は令和5年度からを予定
つまり、未着工の3つの橋のうち蛇谷川橋は2027年度まで着工が先延ばしになるわけです・・・ おそらく、橋の架かる場所と平野部の間の山懐に人家が密集しており(GoogleMapの航空写真はこちら)工事用道路を確保できないことから、現場前後である程度土工の済んだ城陽井手木津川バイパスの予定地を工事用道路として活用せざるを得ないからと思われますが。
2023/7/18にバイパス予定地近くに移転した井手町役場の近くには、移転と同時に将来のバイパス開通を見越した道路標識が設置されましたが(2023/10/18付ブログ記事参照)、この分だと、シールで隠された部分が日の目を見るのは2030年より後になりそうです。