関連ブログ記事・・・2023/12/6付「 千早赤阪村バス(金剛登山口方面)の2023/12/21以降の時刻が公開されました」
金剛バス撤退後の千早赤阪村の対応に関するまとめページが村の公式サイトにできていますが、
https://www.vill.chihayaakasaka.osaka.jp/topics/8577.html
こちらによれば、千早赤阪村立中学校前~金剛登山口間のバスの運賃は、全区間で初乗りが「大人30円・子ども10円」に設定されています。
https://www.vill.chihayaakasaka.osaka.jp/material/files/group/11/2unntinn.pdf
「千早赤阪村立中学校前で南海バスと乗り継いだ場合も、合計の支払い額を金剛バス時代と同額かそれ以下にする」という意味合いで超格安に設定したと思っていましたが、千早大橋~金剛登山口間のような乗り継ぎに関係しない初乗り区間も大人30円・子ども10円に設定されているのがオドロキです。村の財政規模を考えると、このある意味大盤振る舞いの措置がいつまで続けられるか気になります。
ちなみに、南海バスの河内長野駅~金剛山ロープウェイ間の路線の場合、千早大橋~金剛登山口間の運賃は千早赤阪村バスの5倍の150円です。南海バスの本来の初乗り運賃は170円のはずですが、千早大橋から先の区間は、南海バスの進出以前から金剛山方面のバスを運行していた金剛バスに合わせてか、わざわざ20円安く設定しています。近畿運輸局管内では、やはり「コミュニティバス系以外は同一地域同一運賃」の原則が徹底されていますね・・・
https://www.nankaibus.jp/assets/pdf/rosen/rosenzu/tin_kawachinagano_230601.pdf
そして、大阪府内の主要一般路線バス事業者のうち、2022年内に運賃値上げを実施せず値上げ申請も行っていないのは、もはや大阪シティバスと南海バスのみです。次の南海バスの運賃値上げでは、(既に金剛バスが撤退済みなことから)上記区間の運賃は他地域の初乗り運賃と同額になるかも。