全国交通ニュースブログ

米沢駅発着の小野川温泉線と白布温泉線が2024/4/1から統合へ

山形県米沢市は、2024/4/1から市内の公共交通の見直しを実施します。

https://www.city.yonezawa.yamagata.jp/8060.html

https://www.city.yonezawa.yamagata.jp/secure/15750/hpyouchirashi.pdf

米沢市内の路線バスは、以下の2種類からなります。

1.米沢市民バス(米沢市が運行主体の自家用有償運送バス=実際の運行は民間に委託)

2.山交バス(市街地を運行する循環バス南回り路線、および米沢市街地と周辺部を結ぶ路線)

https://www.city.yonezawa.yamagata.jp/secure/5031/route_R030401.pdf

今回の主な見直し対象は山交バスが運行する路線で、

(1) 「循環バス南回り路線」を大幅に見直して「学園都市線」に

(2) 「小野川温泉線」「白布温泉線」を統合して「白布小野川線」に

それぞれ変わります。

(1) について・・・

 学園都市線は1日11便運行されますが、時間帯ごとのニーズによりルートは6種類に分かれます。米沢市街地の南部には米沢栄養大学・米沢短期大学・県立米沢興譲館高校があり、それぞれに通学する学生・生徒のニーズに応えるとともに、沿線住民の通学や買い物などのニーズにも応えるためにこのようなきめ細かな設定となります。

(2) について・・・

 米沢市街地と小野川温泉・白布温泉の位置関係を示すMapion地図はこちら

 運行効率化のため、両温泉地にバラバラに路線バスを運行するのではなく一本化するものです。これにより両温泉と米沢駅の間の便数を増やすとともに、時間帯により観光客向けルートと生活利用者向けルートの2種類を使い分けるようになります。ちなみに、現時点の小野川温泉線は平日6往復・土休日5.5往復、白布温泉線は平日7.5往復・土休日5往復の運行となっています。

 一方、米沢興譲館高校以南から県道2号・234号の交点までの現在の白布温泉線沿線からは路線バスが消滅するため、代替手段として乗合タクシーの運行を予定しているとのこと。

 

なお、各路線の詳細な時刻については、市民向けには広報よねざわ3月15日号への折込の形で公開されます。米沢市および山交バスそれぞれの公式サイト上での公開も同時期と思われます。

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