福岡県糸島市に本社を置く「株式会社森山」(ブルーライナーブランドの高速バスを運行)は、大隅半島と福岡を結ぶ高速バスの運行を開始します。
https://373news.com/_news/?storyid=141038
https://trafficnews.jp/post/109421
https://www.kosokubus.com/?page=bus_list&pageType=brand&brandCode=BL8
経路は「アグリパークかのや(鹿屋市)~道の駅野方あらさの(鹿児島県大崎町の内陸部)~JR西都城駅~ハーツバスステーション博多~JR糸島高校前駅南口」となっています。
九州は高速バス王国で、日本最大級のバス事業者である西日本鉄道(西鉄)が福岡と九州各地を結ぶ高速バスを古くから運行していますが、大隅半島とを結ぶ路線がこれまで運航実績がありませんでした。
大隅半島には鉄道が皆無(中心都市の鹿屋市は人口10万人を超えるのですが・・・)で、福岡への行き方は
1.鹿児島までバスとフェリーを乗り継いでそこから九州新幹線
2.鹿児島空港まで空港連絡バスに乗車し、空港前のバス停で福岡行の高速バスに乗り換え
のいずれかでしたが、大隅半島出身の社長さんが故郷の活性化に貢献しようと運行を決めたようですね。
しかし・・・
7月29日に掲載された南日本新聞の記事では「8月7日運行開始、8月中は1日2往復で9月からは1日1往復」となっていますが、乗りものニュースの記事の末尾にある通り「まん延防止等重点措置が発出されたことなどで延期に。9月上旬の開始を予定している」に変更となっています。「高速バスドットコム」のサイトでは、9月4日以降の便しか予約できないようになっています。