関連ブログ・・・2022/8/1付「2022/7限り酒田市内から民間路線バスほぼ撤退」
山形県庄内地方の二大都市である酒田市と鶴岡市ですが、市内のバス路線のあり方については対極的です。
酒田市が7月限り民間路線バスをほぼ撤退させて自治体主導のコミュニティバスあるいはデマンド交通に統一したのに対し、鶴岡市は10月から民間主体で市が補助する形の循環バスを充実させます。
http://www.shonai-nippo.co.jp/cgi/ad/day.cgi?p=2022:09:22
https://www.shonaikotsu.jp/news/news_kaisei20221001.html
https://www.shonaikotsu.jp/local_bus/route.html
現在の市内循環バスは2コース計12便で平日のみ運行なのに対し、10月からは3コース48便に増便し土休日でも運行します。運賃は300円均一で、ICカードは同社の「SHOKO cherica」のほかSuica・PASMOなど全国相互利用対象ICカードも使え、500円の「つるおか1日乗り放題券」でも乗れます。ただ、バスは12人乗りと小型化されます。
さらに、10月1日から「SHOKO cherica」による会員サービスも導入し、庄内交通グループ主体に優待の特典サービスが受けられるとのこと。
もっとも、鶴岡市の中心部と郊外部を結ぶバスは近年は最低限の本数となり、こちらは今回増便の対象とはなっていません。クラゲで有名な加茂水族館を経由するバスは、平日で8往復、土休日は僅か5往復です。
https://www.shonaikotsu.jp/local_bus/t04_kamo.html
また、郊外部の地域内交通は市主導のコミュニティバスまたは地域住民主導のデマンド交通となっており、合併前の旧町村の中心地で庄内交通のバス路線と接続する形です。
https://www.city.tsuruoka.lg.jp/seibi/tiikikoukyoukoutu/tiikikoukyoukoutu.html