淡路島と本州を結ぶ高速バスは基本的に淡路島内のみの利用はできませんが、3月20日から一部で特別に利用できるようになります。
https://www.awaji-kotsu.co.jp/news/2021/03/10/-bcicic-0799-22-31218301730-0799-22-08088001800-0799-52-00088001800.php
1.神戸と洲本市を結ぶ便のうち3往復について、10月31日までの期間限定で洲本バスセンター~淡路IC間の相互間のみ利用可能に
↑この期間に開催される「淡路花博20周年記念 花みどりフェア」の会場が淡路島の北部と南部に二分されるため
2.神戸と南あわじ市を結ぶ便について、末端区間の福良~陸の港西淡間のみ相互利用が可能に
明石海峡大橋が開通する前は淡路交通が島内全域で路線バスを盛んに運行していましたが、開通後は「最寄りの高速バス停までマイカーで行って、無料駐車場に車を止めて神戸へ」という利用が大半になり、島内相互間の利用も大半がマイカーに移行したため廃止となりました。路線バスのなくなった島の北半分では代わりに自治体がコミュニティバスを運行していますが、1乗車500円と割高です。
一方、高速バスは島内の複数のバス停に停車する便が多いのですが、複数の会社が共同で運行しておりいろいろと事情があるのか、島内相互間の利用(例えば洲本市と津名港<淡路市の中心近く>)はできず、不便です。
ただ、最近は徐々に利用解禁が進んでおり、昨年10月からはJRグループの一部便が島内のみの利用が可能になり(ニジゲンノモリと洲本温泉の行き来が主なターゲット?)、
http://www.honshi-bus.co.jp/image/dl/kakehashi20201001.pdf
さらに他に交通手段のない旧五色町と旧一宮町の間の相互利用(こちらも高速バスの末端区間)も可能になっています。
https://www.awaji-kotsu.co.jp/news/upload_files/%E8%A5%BF%E6%B5%A6%E5%8C%97%E6%B7%A1%E8%B7%AF%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%A2%28R3.3.20%29.pdf