2022/8/19付ブログ「瀬戸芸会期中ですが、直島への航路がかなり減便されます」の続きです。
>原因は「推して知るべし」で、10日程度は減便あるいは運休が続くとのことです。
8月18日から11日目の8月28日になっても、公式サイト上や現地(宇野港)では、減便の終了時期に関する案内はなされていません。最悪、夏会期終了の9月4日まで続くかもしれませんね・・・
<8/30追記> 9月1日から夏会期末の4日までは平常運航予定と発表されています。
減便に関しては、宇野駅前・ターミナル(フェリーが発着する場所)・小型旅客船の桟橋(フェリーとは別の場所)それぞれで非常に目立つように告知されていましたが、やはり戸惑う鑑賞客は少なからずおられました。
>そして、夏会期が終わる翌日の9月5日からは、コロナ禍と関係なく「人員不足に伴う旅客船航路の減便」が控えています。
地元香川県の県紙である四国新聞のサイトの記事によれば、「退職者が相次いで勤務ローテーションが維持できなくなった。安全運航を維持するための苦渋の決断」とのこと。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/article.aspx?id=2022081300019
現地には船員募集中の旨のポスターが掲示されていましたが(四国汽船公式サイトには情報なし)、未経験者の待遇は他業種からの転職組でもなかなかのものです。
ちなみに、船員の労務関係は厚生労働省ではなく国土交通省の管轄で、その勤務の特殊性から労働基準法ではなく「船員法」という独自の法律を遵守することとなります。また、「全日本海員組合」は日本で唯一の産業別単一労働組合で、どこの船会社に勤務しても外国人も含め同組合に所属することとなります。