2022/9/9付ブログ「新車の国産小型ノンステップバスは当分手に入らなさそう・・・」の続きです。
国土交通省は9月9日、今回の問題を受けての日野自動車に対する対応について発表しました。
https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_004548.html
この中で「 国土交通省の立入検査の結果、排出ガス性能が基準に適合していると確認されたエンジン(トラック・バス用エンジン3機種、建設機械等用エンジン4機種)について出荷再開を認めます」と書かれていますが、具体的にどの車種について出荷再開が認められるのかは発表内容には直接明記されていませんでした。
しかし、12日18時にベストカーWebがYahoo!ニュースに配信した記事には、具体的な車種が明記されていました。
バスについては以下の通りだそうです。
<日野ブランド> ・中型路線バス「ポンチョ」 ・中型バス「メルファ」 ・大型観光バス「セレガ」全長9m車、大型路線バス「ブルーリボンハイブリッド」
<いすゞブランド> ・中型バス「ガーラミオ」 ・大型観光バス「ガーラ」全長9m車 ・大型路線バス「エルガハイブリッド」
全国のコミュニティバスの関係者にとっては、唯一絶対の存在が出荷再開ということで一安心ですね。
一方、大型観光バス12m車(日野セレガ、いすゞガーラ)や連節バスについては、搭載するエンジンの型式指定の取消に向けた手続きを開始するとのことです・・・
<9/17追記>
日野自動車は9月16日、今後のトラック・バスの車種別生産計画を発表しました。
https://www.hino.co.jp/corp/news/assets/a02a88b7fcf0fa6259b1aae0d6037b83.pdf
同じく再開が認められた中小型トラックは既に生産再開期日が決まっていますが、日野ポンチョを含むバスの生産再開は「調整中」とのこと。