暑い！
体力の消耗が激しい..
急に気温が上がると意識がボーっとする。
寝ていいのなら、たやすい。
でも今は寝たらアカン！時なのだ。
目を覚ませ。
そして光の眩しさを力に変えろ！
と必死な私です笑
昨日だったか、たしか大阪の方の中学か高校で、みんな前倒れになって机に頭をつけて仮眠をとっている写真がネットニュースに掲載されていた。
なんでも集中するための仮眠運動だったみたいです。
眠い目をこすりながら、起きてるんだか、寝てるんだか、わからない意識で授業を受けるよりは、1度寝てしまって、その後にしっかり集中しよう..という発想らしい。
授業中居眠りしたら怒られたりする時代も悪くはなかった。
眠くなったら、画鋲で尻肉を刺して、自己に喝を入れる過激な集中法もあったような..
でも、みんな仮眠をとろうという風景も平和で良いと思った。
今日もヒマワリは咲いていた。
どんより曇り空の下で、黄色が眩しかった。
ハチが2匹、蜜を吸いに飛んでいた。
風でヒマワリの黄色い花びらがそよいでいる。
木や花、草、植物の移動しないことの潔さに屈服した。
「1人にしないでくれや～」という寂しさを素直に叫ぶ歌があるが、
それは植物の歌なのではないか..と思った。
私は寂しくなったら、会いにも行けるし、違う場所に移動して気分を紛らわしたり、気分転換することができる。
けどヒマワリは寂しくても、そこから動くはできない、ただただ待つのみ。
「1人にしないでくれや～」という叫びがヒマワリのものだと想像すると、悲しくなったけど、ヒマワリの黄色は悲しさに暖かい光を投げかけていた。
今日は触れると触れないとでは全く違うということを強く感じた。
もちろん、少しエッチなお店のお触りは追加料金発生！という話ではない。
最近ずっと通勤途中に咲いているヒマワリの前でバイクを止めている。
あまりに誇らしく咲いてるから、私の手は自然にブレーキをかけてしまう。
円を描くような花びらがまるでライオンを想像させて、とても力強いのだ。
バイクを止めるとしばし眺める。
今日も雨のなか、気温もそれほど高くなく、少し寒いぐらいなのに、
ヒマワリは鮮やかな黄色を主張していた。
その無言の主張に私は激しく同意する。
ヒマワリが討論大会に出たら、ぶっちぎりで優勝だろう。
ヒマワリのように無言で強く咲きたい..
言葉じゃない説得力を身に着けたい..
ヒマワリのようになりたい..
私の手はヒマワリに軽く触れていた。
すると..
今日は雨だった。
雨のなか、しっかりと立って咲いているヒマワリを見た。
昨日までの猛暑日に咲き、今日がこんな天気なもんだから、
雨の日のヒマワリとなったのだ。
あまりに誇らしげに咲いていたから、思わずバイクを止めて、しばし見入ってしまった。
丸い円に淵を描くように鮮やかな黄色の花びらがついている。
ヒマワリは頭がでかい、さらに背もでかい。
立って咲くことは大変だろう..
さらにこんな雨のなかじゃ、さらに大変だろう。
雨のなかの鮮やかな大きな背高ヒマワリは異様ではあったが、キレイだった。
異常な気象はしばしば、異様な幻想絵を見せてくれるようだ。
凄いけど、危ないし、運転の邪魔ですね！
ポリスの注意を受けて中止となったようです。
装置にハマっていて咄嗟の移動はできないだろうし、
対向車の車もぶつかったらたまったものじゃないですね。
時おり手を振ってますが、ヒーロー気取りなんでしょうか、
困ったものです。
悪気はなさそうですが。
空を飛ぶ、宙に浮くって人間にとって不変の憧れなんでしょうか。
こちらの動画もどうぞ。
一句
湧き水を
汲んで飲み干す
空割り水
なんちゃって廃人
