老いとは・・・

　こんにちは！　とてもウザいです。

　この間テレビで、元プロ陸上選手の為末大さんと、移植外科医の加藤友朗先生の対談にて、こんなことを言っていました。

為末大さん
　現役を辞めた時に思ったこと。「老いって固くなる事。。。。。股関節の動く範囲が狭まる、アキレス腱とふくらはぎあたりがしならなくなった、昔は空気の入ったボールが弾むような感じで・・・・・」

加藤友朗先生
　「消耗疲労が固さにつながるのです。線維化といいますが、組織が繊維に変わっていきます。」

　なるほど

　筋肉や腱が固くなるのは医学的には 繊維化 と言うのですね。

　また加藤先生は、「正常な臓器はやわらかい。がんや腫瘍などの異常は硬さとしてあらわれる。」と。。。


　老いと一言で言っても、見た目だけではないのですね

　体だけでなく、なんとなく心も生きている分、、固くなってきているような・・・

気がします

　それつながりで以前、京都へ旅行に行ったとき、奥嵯峨野の化野念仏寺にあった、ご自由にお持ちくださいの１枚の紙。

それに書いてあった、豆腐の詩を思い出しました。


信仰は　お豆腐のようになることです
豆腐は　煮られてもよし
焼かれてもよし　揚げられてもよし
生で冷奴で　ご飯の菜によし
湯豆腐で一杯　酒のさかなによし
柔らかくて　老人　病人の　お気に入り
子供や　若い者からも　好かれる
男によし　女によし
貧乏人によし　金持ちによし
平民的であって　気品もあり
上流へも好かれる
行儀よく切って　吸物となり
精進料理によし
握りつぶして味噌汁の身となり
家庭料理に向く
四時　春夏秋冬　いつでも使われ
安価であって　ご馳走の一つに数えられ
山間に都会に・・・・・・・・　ドコでも歓迎せられる
貴顕や　外客の招宴にも　迎えられ
簡単なる学生の自炊生活にも　喜ばれる
女は特に　豆腐のようでなければいかぬ
徹した人は　豆腐の如く柔らかくて　しかも形を崩さぬ
味がないようで　味があり
平凡に見えて　非凡

　う～ん！ナルホド




にほんブログ村