薬は水かぬるま湯で服用しましょう
みなさん!薬の正しい飲み方をご存知ですか?
薬の効果を十分に発揮させるためには正しく飲むことがとても大切です。
今回は、薬の正しい飲み方を簡単にお話します。
薬は、水かぬるま湯(37度くらい)で飲むのが原則です。小さなお子様やお年寄り、胃腸の弱い人は、冷たい水でなくぬるま湯にした方が良いでしょう。そのほうが薬は溶けやすく、胃の温度を下げることもないため、胃に余計な刺激を与えません。
また、水では飲みづらいと言ってお茶やジュース、牛乳などでは飲まないでください。薬によっては効果が弱まってしまいます。お酒やビールで飲むことも薬の作用に影響を及ぼし、副作用を高めることがあり危険です。
水なしで薬を飲むと、食道の途中で引っ掛かり胃まで届かず、その場で薬が溶けてしまい、食道潰瘍を起こしてしまう場合があります。また、粉薬などでは気管から肺に入ってしまい、呼吸困難を起こすこともあります。
薬を服用する時期
・食前:食事の前約30分以内
・食後:食事の後約30分以内
・食直前:食事を摂る前約10分以内
・食直後:食事の後すぐ
・食間:食後薬2時間後の空腹時(食事の最中ではありません)
薬を飲み忘れてしまった場合、次に2回分をまとめて飲むのは危険です。ご自分の薬についてあらかじめ対処法を確認しておくとよいでしょう。不安な時には、医師や薬剤師に相談しましょう!
お薬シートの誤飲に注意しましょう
最近、包装シートのまま誤って薬を飲みこんでしまう事例(シート誤飲)の報告が増えています。誤って包装シートごと飲み込んでしまうと喉や食道などを傷つける恐れがあります。薬は包装シートごと飲まないように、可能な限り1錠ずつには切り離さずに保管し、服用時に必要な数を押し出して服用するようにしましょう!
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