SEABASS JUNKIE

シーバスに魅せられた男のルアーフィッシングに関するエトセトラ

私的 ベイトリールセッティング術

2020-05-27 13:49:07 | タックル

タックルの進化と共に使用法やセッティングの常識も変化を続けています。

私の釣りがバスフィッシング中心だった頃25年前頃のベイトリール(主にSHIMANO スコーピオンシリーズの メタニウムや1501)は内部の遠心ブレーキと外部にあるメカニカルブレーキとの双方をルアーごとやシチュエーションによって細かくセッティングするのが快適な釣りをする キモ になっていました。

ところが、シーバスでもベイトタックルを使い出した頃にはメカニカルブレーキに対する考え方が全く違うものに。

当時、メカニカルブレーキは使用するルアーがクラッチを切った際に スーーッと落ちるくらいに締めこむ。といったものでした。

<スプールを指で左右に振るとカチカチと動く状態に緩んであるところからDAIWA製ならメモリ1つ、SHIMANO製なら若干戻した位置がいわゆるOゼロ設定>

メカニカルブレーキはスプールを支えるものでしかなく いわゆる 0ゼロ設定
が中心に。
SHIMANOのDCシステムにはメカニカルブレーキが外部からは調整できないものも。

ご存知の方はそのままで、わからない方は私の過去ログにダイワさんのSVコンセプトによるセッティング方や考え方が紹介されているのでご覧ください。

以前の記事  ダイワSVコンセプト

SHIMANO製のDCシステムや遠心ブレーキ製のリールにしてもDAIWAさん同様 0セッティングが基本になっており 出荷時にはそのセッティングになっているのでユーザーは外部ダイヤルのブレーキセッティングだけいじれば快適な釣りが約束されてる!!はず。。。。

(一部のユーチューバーの動画では私も使用しているモンスタードライブで出荷時のセッティングでキャストしノーサミングで着水から着底までラインが膨らむことさえない動画があってビックリでした!私が実践しようとその設定では着水時にサミングしないと確実にラインが膨らんで釣りになりません。)

ところが

私の技量に問題があるのかもしれませんが?

正直に言ってバスフィッシングの頃に比べて気持ちの良い釣りが出来ずにいました。

思いっきりロッドを振りぬけていなかったのです

結局、自分で出した答えは 基本に戻る!!


ここからは私が現在やっているセッティングをご紹介いたします。

<例としての私のコノ日に使うルアーボックスの中身>

1.その日に使用する一番軽いであろうルアーをセット。外部ダイヤルはマックス強いところで。
<この中で9cmクラスのみノーが一番軽くSASUKEが約9g>


2.リールを開け そのルアーがスーーーッと落ちるくらいまでメカニカルブレーキを締めこむ。

<ボディー下側に付いている 爪 のようなものを外しスプールを開ける>

<エクスセンスDC、中央にあるのがメカニカルブレーキ(スプールを支える)で> 

赤矢印→ にまわせば閉めこめる
青矢印→ にまわせば緩む

指でも回せるが、10円玉があると便利

<この状態でクラッチを切り、まずは動かない位置に設定し、その後 クラッチを切った状態でスーーッとルアーが降下するくらいに設定>


ただ、これだけ!!

現場ではこれで思いっきりキャストが可能となります。

フィールドでの実釣の際、キャスト外部ブレーキはMAXからスタートし 必ずメモリひとつ づつ緩めてください。

スプール自体が回転することでルアーを飛ばす性質上 スプールもキャスト開始時点から 徐々に調子が上がってくる特性も考慮に入れながら。

私個人でもモンスタードライブを使用していて 釣り開始直後と終盤ではハンドルの巻き回数に(シンペンをキャスト)約60回転~最大100回転ちょいと40回転くらい迄伸びた経験も。

最後に

出荷状態の設定でなんら問題のないキャストが出来るアングラーはこの記事を見なくて大丈夫かと

ベイトタックルにチャレンジしたけどトラブルばかりで諦めてしまったアングラーやキャストに悩むアングラーのちょっとした参考になったなら幸いです!

ベイトタックルのキモは不安を取り除く!!を優先し無理をし過ぎない!

そうすればもっと釣りが楽しくなりますよ

シマノ(SHIMANO) 17エクスセンス DC XG 左

今回、モデルリールとして登場させ普段から愛用しています。


コメント (4)
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