美しい三日月。
美しいって、美しい。何のことだ。
それはそれは稀なことではありますが、
美しくて、はっと振り向きたくなる人がいます。
最近そんな美しい人を見かけないな。
造作の問題ではなく、佇まいの美しさ、
これは絶対的な美しさだと思います。
昔、わたしが飼っていた、いえ、家にいてもらった猫、
本当に美しかったのです。凛として、結構勝ち気で、
いつもいもつも、毛並みを尻尾の先まで整えていました。
シャム猫の雑種できれいな白い毛と青い目
マリリンモンローみたいな口元のほくろ。
「わたしは美人よ、そしてかしこい」
と、その目が語っていました。
わたしが深く関わった初めての猫でした。
三日月、猫が気持ちよさそうに眠っている時の
笑っているような目に似ています。
今夜はサンマを焼きます。
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