事前に嫌な予感はしていました。
色々調べると、霰粒腫って切る派と切らずに自然治癒を目指す派の
眼医者さんがいるみたいで、わたしがお世話になっている先生は
いつも慎重派なので切って、即解決はしてくれない気がしていました。
マイボーム腺というのを傷つけると目を潤す油が出なくなるので、
切らない眼医者さんも多いみたいです。
そうこうしている間に、わたしの霰粒腫は大きくなって、
固まってしまった・・・。
温めるといいとか後で聞いたのですが、時すでに遅し。
散々温めたし、気になって手が行って、
そういった刺激ですごく目立つようになっていくのでした。
ちょっと熱を持ったような痛みもあるし、
二重瞼が引っかかるような感じもしてかなり不快です。
切れ長な目が好きなわたしですが、
残念なことに、やや丸い目に生まれていて、
そのやや丸い目が、本格的に丸い目になって、
鏡を見るのも嫌になりました。
眼医者さんを代わることも考えましたが、
どうしたものか?
自分の目が健康で、かかりつけでなければ
いいのですが・・・・。
近所の眼科はあまり評判が良くないし、
そうこうするうちに、年末が来て、
また通院。
「先生、あれから全然良くならなくて、大きくなったのですが・・・・」
多分、点眼でもしてみるか?っておっしゃるのだろう。
半分諦め気分でした。
「・・・・どうする?切る?」
えーっ先生の方から今更のお言葉。
「切るか切らないか、大きさとしてはギリギリ・・・」
そんなことないでしょう、これだけ大きかったら充分じゃん。
はじめから迷いなどない。
「切って下さい」
年が明けて手術が叶うことになりました。
其の六に続く