わたしの現在の心境として、前回からの続きになります。
夏が終われば秋が来る。そんな当たり前の繰り返しを来年また必ず体験できる保証は
どこの誰にもありません。でも、健康な時は誰もそんなことを深くは考えはしません。
季節は必ず巡り来るけれど、その季節の中に必ず自分がいるとは限らず、
あと何度、その巡り来る季節の中にいることができるのでしょうか?
必ずしもそれは楽しく、幸福ばかりがあるわけではないこともわかっています。
でも、植物、風を感じること、青空、太陽の眩しさといった気にもかけなかったことが、
大事だな、有り難いな、気持ちいいな、美しいなと思うようになったことは、
病気と年齢を重ねたことによるものだと思っています。
たった10分の早歩きの中で、一歩一歩踏みしめている自分に気づきます。
病気のときの痛みと苦しみ、地獄にいるみたいで、いつになったら治るのだろう。
明日目が覚めたら、少しでもいいから楽になりたい、そう思ったものです。
季節が変わっていくのを感じながら、別段これといった希望や楽しみがある
わけではないけれど、この痛みや苦しみのない世界に戻りたい。そう願ったものです。
そう、まるで季節からも取り残された別の世界にいるような気持でした。
戻りたい、そう思うのです。
これから現実には苦手な寒い冬が巡ってくるでしょう。
それでも、その季節の中にまたいることができる、そう喜びたいと思うのです。
お彼岸も過ぎて、それでも花は道々で赤くおしゃれしています。
雨が残念ですけど。
江戸時代の俳人でしたでしょうか?
心なき人には風情を隠し
こころあらん人には風情を顕はす
只その人の程々に見ゆる成るべし
少し細部が間違っているかもしれませんが、風情を感じられる人に近づきたいものです。
病気は嫌です。多くの人がどこかしら故障を抱えて戦っているいる今日。
でも戦いの後、ひとは深くなれる。と、浅はかなわたしは思いました。
夏が終われば秋が来る。そんな当たり前の繰り返しを来年また必ず体験できる保証は
どこの誰にもありません。でも、健康な時は誰もそんなことを深くは考えはしません。
季節は必ず巡り来るけれど、その季節の中に必ず自分がいるとは限らず、
あと何度、その巡り来る季節の中にいることができるのでしょうか?
必ずしもそれは楽しく、幸福ばかりがあるわけではないこともわかっています。
でも、植物、風を感じること、青空、太陽の眩しさといった気にもかけなかったことが、
大事だな、有り難いな、気持ちいいな、美しいなと思うようになったことは、
病気と年齢を重ねたことによるものだと思っています。
たった10分の早歩きの中で、一歩一歩踏みしめている自分に気づきます。
病気のときの痛みと苦しみ、地獄にいるみたいで、いつになったら治るのだろう。
明日目が覚めたら、少しでもいいから楽になりたい、そう思ったものです。
季節が変わっていくのを感じながら、別段これといった希望や楽しみがある
わけではないけれど、この痛みや苦しみのない世界に戻りたい。そう願ったものです。
そう、まるで季節からも取り残された別の世界にいるような気持でした。
戻りたい、そう思うのです。
これから現実には苦手な寒い冬が巡ってくるでしょう。
それでも、その季節の中にまたいることができる、そう喜びたいと思うのです。
お彼岸も過ぎて、それでも花は道々で赤くおしゃれしています。
雨が残念ですけど。
江戸時代の俳人でしたでしょうか?
心なき人には風情を隠し
こころあらん人には風情を顕はす
只その人の程々に見ゆる成るべし
少し細部が間違っているかもしれませんが、風情を感じられる人に近づきたいものです。
病気は嫌です。多くの人がどこかしら故障を抱えて戦っているいる今日。
でも戦いの後、ひとは深くなれる。と、浅はかなわたしは思いました。