前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

浮かれる日ではなく、感謝の日 / Band Aid

2008年12月25日 01時19分28秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

クリスマスです
この時期、わたしは最も80年代を感じます。
大体、クリスマスソングってWHAM!以降に名曲ってできていない気がするんですけど。
ただ単にわたしがそれ以後の音楽を聴いていなくって、知らないだけかもね。
でもかかるっていえば、WHAM!で、Band Aid で、80'sよりちょっと前ならジョン・レノンなわけですよ。
マライア・キャリーとかありますけど、わたしはマライア・キャリーという人が嫌いなので、とても聴く気になりません

ついでに日本の定番は山下達郎で決まり

それでもって、これらの曲が出来た頃は、まだまだ、夢とか希望とか、
叶えられていないことが一杯あって、頑張ればそれが叶う時代だったように思います。
叶わなくとも、叶えられそうな気持ちを持つことが出来たのに、今は一体なんですか・・・・。
大方、このようにコンピーターなんぞ、こんなわたしでも使ったりして、
ドラえもんのポケットの中身の夢すら、僅かに叶ったような時代になりましたが、
その分夢とか希望とか失われて、頑張ってあれを買おうといような欲しいものもこれといってなく、
そう言うと、贅沢に聞こえるけど、欲しいと思うことすら許されず、
実は一日を終えるのがやっとという人だっています。

溜息。

クリスマスとかいって、浮かれていたバブル期。
ワインとか飲んでいたあの頃の散財をちょっぴり悔やんで、安いケーキと唐揚げを家で食べて、
発泡酒を飲んでいるお父さん、あなたはまだまだ幸せです。と、いうかかなり幸せな人ですね。
あんな時代を経験したこともなく、家もなく、眠るための暖かい布団もない人もいます。
海外支援とか、気の効いたことをいう前にこの国の中を見直さないとと思うのです。
ストーブにあたりながら、今こうしている小さな幸福に心から感謝しつつ。

Do they know it Chiristmas?の背景にあるボブ・ゲルドフによる慈善活動については、今更
わたしごときが語る必要はないし、以前ボブについては書いたので割愛。
当時、レコード一枚で100円くらい(?)がアフリカに寄付されるといわれていたかな?
わたしも一枚購入しました。特別にチャリティ精神に燃えていたわけでもなく、
一番目にポール・ヤング、二番目にボーイ・ジョージが歌っていなかったらきっと買いませんでした。
初めに聴いた時、全然いい曲だと思いませんでしたし、今でも取り立てていい曲だとは思いませんねえ。
だから、こんなに長期にわたってのクリスマス定番ソングになるとは思いませんでした。
今思うと、当時のイギリスは雇用や経済の状態は良好だったとはいえないと思うし、失業者も多かったはず。
もっと身近なところに目を向けてよと思っていた人もいたかもしれませんね。
当時はなーんにも考えずに聴いていましたけど、今聴くと、特に今年はこうしていられることに
感謝しないといけない・・・ということを気づかせてくれる一曲となりました。
歌詞の意味深さを今更感じています。

当時の思い出としては、この曲が出ることを知って、即予約して手に入れた覚えが
あります。発売日になってレコード屋さんで受け取って直ぐに聴いたんですけど、
最もわたしが強く感じた、レコードジャケットのお粗末さのことに触れておきます。
それ以前にも輸入版のレコードを買ったことがあって知ってはいましたけど、
普通、国産のレコードは薄いビニールに入ってジャケットに収まっているものですけど、
輸入ものは裸で入っているんですよ。うっかりすると高いレコードを取り落として
傷つけそうな緩々の感じで。紙質もお粗末。

レコーディングの様子を追ったTV番組もありました。
そして、今年その番組をもとに、現在の視線で当時のことを語った番組があって
懐かしい人がたくさん登場しました。みんなそれなりに年取って・・・・印象的だった人たちは・・・・
フィル・コリンズは当時からおじさんでしたね。自分のファッションのことを自嘲ぎみに語っていましたけど、
誇りを持って演奏していたことが伝わってきました。
Spandau Ballet のトニーはいい感じで年をとっていました。
バナナ・ラマのお姉さま二人はジャージ姿にくしゃくしゃ頭を恥ずかしがっていたけど、
無造作でかっこよく見えました。当時のボーイ・ジョージのの悪口の的になって、髪が汚いみたいなこといわれたことがあったような
ジョージもこの時空港から駆けつけて、だらしない主婦みたいだったと自身のことを語っていました。
この番組のコメントで一番驚いたのはポール・ヤングで、実は一番はデビット・ボウイの予定だったということ。
(ボウイは参加できず、ミック・ジャカーと別行動)
結果的にポール→ジョージ→ジョージ→サイモンで声質的なつながりは
これで良かったとわたしは思います。
ジョージはいつもポールの次ですね。Ferry aidでは、(さー)マッカートニー氏の次だった

今日はカレーを作って食べましたおいしいと言ってもらえましたケーキも食べました

 元気で暖かいクリスマスに感謝いたします 

ワムもバンドエイドも紹介する必要はないので、80's世代の人へこの曲を>>
http://jp.youtube.com/watch?v=uz0cm3w7SdY Dead Or Alive - Blue Christmas
当時はDoAはあまり聴かなかったけど、いい声してます




NHKホールライブのFM放送 / Culture Club 5

2008年12月17日 19時30分38秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

わたしがculture clubに夢中になったとき、すでに最初の来日を終えていました。
NHKホールでのライブがFMで放送され、同じ教室だった男の子がダビングしてくれました。

公演の日付は1983.6.12 ジョージはこの年のお誕生日は日本で迎えたのかな。
ダビングは、1983.12.17 そう、今日でその日からまさに25年。

この放送は、その後再放送があって自分でもエアチェックしたはずだけど、
今手元にあるのは、ダビングしてもらったほうなので音はあまり良くないかな。
数年前の年末にも放送されていた気がするけど・・・もっと何年も前だったかな。

このテープをダビングしてもらった後に1stアルバムを買ったので、
Do you really want to hurt me?のライブとの違いがとても印象的でした。
レコーディング通りのメロディーで「Gimme time to realise my crime ~」
を歌ったことってないんじゃないでしょうか。
今は全体にアレンジも変えて歌っていますよねえ・・・レゲエ風。
一度でいいから、今のBoy George の声でレコードのメロディで歌って欲しいです。
輸入版でIt's Americanという二枚組みのライブアルバムを持っていたのですが、
そのライブより、NHKホールバージョンの方が良かった気がします。

「これは、愛の歌です 愛があればお金は要りません」

「これは、愚かな男の歌です」

と、日本語で曲の紹介もしています。
当時は歌詞に秘められた思いに考えが及ばず、
そうね愛があればお金なんてね・・・などと純粋に受け止めていました。
四半世紀経った今、猫の頭をなでながら、
「世の中のことは大抵のことは、お金があれば何とかなる わかる?」
なんて言うほど、すっかり世の中の塵芥に汚され、純粋さを失った心でも、
この片言の日本語に秘められた思いを考えると切なくなります。
当時、ボーイ・ジョージはわたしにとって随分年上の人でしたけど、
今思うとまだ、23、4の青年だったわけです。
それでいて、あんなに深く切なく自分の心を表現していたわけですからね。
その恋は想像にかたくありません。

決まり文句の「It goes like this....」ってよくライブのときにいっていますが、
音だけなので、何だか寂しげというか、投げやりというかそんなふうな
喋り方に聴こえます。

時代を感じるのは、当時のNHKノアナウンサーの曲の紹介の仕方が
「今日はカルチャー・クラブの演奏をお送りしました。
 あいむ・ざ・ぼーい あい・たんぶる・ふぉー・やー」みたいな感じですごく
堅苦しいことです。今も堅苦しいかな?

また思い出した頃に 6 書く予定。 



Crazy for Youだった頃 / Madonna

2008年12月17日 01時58分17秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

Madonna、離婚の慰謝料が83億ですと!!!!貰うんじゃなくて、払うんですと・・・・。
端数の3億を夢見て宝くじを買うわたしですが、かつて、マドンナの資産の一部
(それもほんの砂粒よりちっちゃい) に貢献しました。
like a virginでブレイクするほんのちょっと前、何の雑誌だったか不明ですが、
一つ上の男子が、本屋さんで立ち読みしている後ろを通りかかったとき、丁度
マドンナが載っているページを開いて「かっこいいなぁ」とか言ってたような、
言っていないような。
今でいうグラビア雑誌だったのか、音楽雑誌だったかはわかりませんが、
マリリン・モンロー風の付けボクロや、無造作なヘア・スタイル、そして、現在の
資産家マドンナからは考えられない安っぽい服装。
でもマドンナの歌も聴いたことがなかったわたしには、その安っぽいファッションが
すごくかっこよく見えました。狭い町で、自分で自分を縛って生きているような
部分もあったから、奔放なマドンナのスタイルがすごく魅力的に見えたし、
実際、すごくお洒落だったと思いますよ。
後に、日本の芸能人もずいぶん影響されていた、というか、真似ていた 故本田美奈子ちゃん 松田聖子 レベッカのノッコ

それからすぐに1stアルバムを買いました。
でも、あんまり聴かなかったかなあ。
三枚目True Blueはすごく出来のいいアルバムで、こちらのほうは良く聴いたし、
売れましたよね。わたしのいたドーミトリーでは少女マーガレットとこのアルバムには事欠かなかった

でも、わたしにとってマドンナの最高の一曲はVision Quest 青春の賭け
という映画の挿入歌でCrazy for Youです。
http://jp.youtube.com/watch?v=8YjzqkMl7ro
この曲を聴いたとき、マドンナは本当に歌のうまい人だと思いました。
売れるための手段として、彼女が魅力的な女性だということを最大限に利用したことで、
こちらは実力の面に、目が向かなかったのかもしれないです。
しかし、マドンナはこの映画に脇役で、しかも歌手でCrazy for Youを歌うんです。
どんな曲も平らに歌う日本のアイドル歌手に比べて、曲によって声を使い分ける
マドンナってすごいとそのとき思ったものです。
映画はまあ、年上の女性とスポーツマンとか、大したことのない内容かもしれません。
ありがちな青春ものかもしれません。でも結構いいのよ。
マシュー・モディン主演。当時彼の出ている映画はよく観てました。
暇な若者は暇つぶしに見てみるべし!

同じ頃、もう一本スーザンを探してという映画に出ているけど、これも最後の方までは脇役っぽい。
平凡な主婦が、新聞の尋ね人の欄で必死に探されているスーザンのことが気になってしょうがない。
あげくに事件に巻き込まれてしまう。
そのスーザンがマドンナなんだけど、平凡で、特別に楽しみもなく暮らしている人
にはマドンナ演じるスーザンは滅茶苦茶魅力的で、憧れちゃうね。
特に印象的なシーンはトイレで手を洗った後の手を乾かすドライヤー、あれなんていうの?
http://jp.youtube.com/watch?v=H8lDTfZPZ4A2:12くらいINTO THE GROOVE
その風で涼む?マドンナ。素敵でしたよ。映画も楽しめますし。
ただし、邦題に『マドンナの』とついていますが、先にも書いたように脇役。

三枚目を最後にマドンナは全く聴いていません。
別に嫌いなったとかではなく、なんか大きくなりすぎて、
つまんなくなっちゃった・・・かな。 

その昔、『神より有名になる』と誓った彼女は現在イギリスに籍があり、
離婚後はまた、アメリカに戻りたいそうな。
そういえば、アメリカン・ドリームなんて言葉も当時はよく耳にしました。
現在は、アメリカから危機がやってきて、わたしなんかは持ち株がすごーく下がって、
売る機会を逸しております。いつか良くなるときも来るだろう 当分は無理
どこにいても、マドンナはお金に困ることはないので、昔とは違う意味で羨ましいです。
でも使いすぎには気をつけてね。小室哲也みたいになっちゃうから・・・・

付け足し Rupert Everettと一緒に出た『2番目に幸せなこと』を観たとき
      女優としても優れた人だと思いました。
      ルパートはこのての役柄が多いですねえ・・・80年代の彼は大変なハンサムでしたよ




Alma Mattersって何?/ Morrissey 2

2008年12月16日 03時20分09秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

Morrisseyとても好きになったので、音源を手に入れるまでのしばしの間
last.fmやyoutubeのお世話になることにしました。

そんなわけで何曲か聴きましたけど、やっぱり最初に好きになった
Alma Mattersが最高ですわ。この曲が入っているMaladjustedというアルバムは
last.fmで10曲がフルトラック聴けちゃうんですけど、わたしは総体的に好きな
アルバムです。Satan Rejected My Soulも気に入りましたし、
「これは嫌だから送ったろ」という捨て曲はこのアルバムにはないです。
後は、どのアルバムに入っているのかわからないけど、Lostっていう曲が大層
気に入りました。何回も聴いています。
そして、コンピュータの壁紙をモリッシーに変えてしまった。
二十年前のわたしじゃ考えられないことです。
こちらを見ているモリッシー なんか長嶋監督に見られている気がしないでもないな

なんで、こうMorrisseyをいいと思ったのか考えてみたんですが、
多分にその声に引力があったことと、
わかったんです(膝をポン)
この人、すごく丁寧に歌を歌う人だと。言葉を丁寧に伝える人だと。
英語の歌詞はほとんど聞き取れないことが多いのですが、Alma Mattersを聴いたとき
ぼんやり意味がわかったこともあって、曲だけを好きになったわけじゃなかったのです。
歌われていることも含めていいと思ったわけです。
そんなわけで今日は曲を聴きながら、書き取ってみました。
これ、よくやる作業なのですが、答え合わせはいつもボロボロ。
本日も最初の方のhaveをhadと、極めつけあとのButがどうすりゃそうなる?
bougthと書き取っています。

訳す

で、僕の選択は 
あなたには奇妙に映るんだろうけどねえ
そもそあなたに意見なんか訊いたっけ?
台無しになるのは僕の人生なんだよ
これこそが我が道だ

いいかい、どこかのだれかにとって そうだよ・・・Alma matters

ここで挫折・・・Alma mattersの意味がどうしてもわからん。
alma mater なら母校とか出身校らしいがtは重なっているし、複数形になっておる・・・
また、alma mater は米語なら校歌の意味もあるが、イギリス人なのでこれは却下。
更に、alma mater ならドイツ語で大学(久々にドイツ語の辞書を使う 埃っぽい)
英語のmatterで事態とか状況、困りごとにalmaがくついっていると考えるのがいいのかなあ・・・
ではalmaとは?

わたしとしては母校でヒットだと思ったら、綴りが違っていました。
そう解釈するとしっくりくるんですが・・・・・。
関係ないけど、この曲を聴いてて、同窓会のことをふと考えたんですよね。 

好きな人もいるでしょうけど、気の合わない人もごちゃ混の
こういう集まりが嫌いなんですよ。
正直言って、学校を卒業するときこの人とこの先一生合わなくて済めばいいなあ
と思う人も約一名いましたからねえ・・・。

単純なのに、混乱している人生の説明を求められる窮屈な時間。
他人の愚痴を聞くのも真っ平。
上の、つたない訳、そのままの言葉を言えたらどんなにすっきりしますやら。
今年は景気も悪いからどうか同窓会の案内が来ませんようにと
12月に入って毎日思っています。もうそろそろ大丈夫かな?
いや、まだ二十日過ぎねば油断はできん。
結局歌詞とは関係ない話になってしまいましたねえ。

Alma mattersの意味はつまびらかではないけど、一通り読んで、
思い思いでいいじゃない。わたしなりの感覚で理解。したつもり。
音楽って発表することをリリースっていいますよねえ。
作り手が一旦手放したものを聴き手が受け取る。そこで一つ完結。

なんだかなあ、この年になってMorrisseyに嵌るのはちょっと危険かもしれませんねえ。
本当はMorrisseyの歌っているようなこととは折合いをつけて、
心の片隅で静かにしておいてもらうのが大人なんでしょうが、
突出してきちゃった。

深く嵌らず、音楽を楽しんで、また朝が来たらいい人を演じればいい。

三日続く頭痛発作から二日で開放されたものだから、また夜更かししてしまった。



Be My Hero / Morrissey

2008年12月13日 00時00分19秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

Heaven knows I'm miserable now を最近どこかで聴いて、
それがどこでだったか思い出すのに一日かかりました。
以前、中川勝彦のことを書いた際、久々に聴いたFMライブを録音したテープでした。
それが、番組のエンディングテーマだったのか、その時だけのエンディングだったのか
それは不明ですが、MCの人が何だかんだと喋っているバックに流れていたのでした。

いやあ、スミスの二枚組みリマスター盤、一曲ごと聴くと結構いいなあって思うのですが、
これ二枚をまとめて聴くのはちょっときついわ。
何故ならおんなじ様な曲が・・・・いや、どの曲も段々おんなじ調子になっていく感じがします。

モリッシーの声、わたしの大好きなMichel Polnareff にちょっと似ている気がす
るんですが・・・Ame Calineとか歌っていた頃の声です。
http://jp.youtube.com/watch?v=yK7CCe9M08o

うーん、それと滅茶苦茶主観で、歌のうまいSteve Strange って感じもする・・・(あくまでも声のみ)。
なんかスティーブとは、おっさんに成り方もちと、似てるような、似てないような。
http://jp.youtube.com/watch?v=maKSUMBTtQQ おっさんになったスティーブ

おっさんの成り方に種類があるのかと問われれば、ある! 太ったおっさんとか、腹だけ出たおっさんとか
髪もなくなり、腹も出てとか ロマンスグレーとか、モリッシーとスティーブはおっさんの成り具合が実にいい感じ 
好みのタイプのおっさんです これ、あくまでも外見 中身は知らん

でも、おっさんになってもあんまり声が変わっていませんよね。
それに、おっさんでいることの方が似合っているし、おっさんが歌ってこそ、納得するのは何故?
説教されている気がしなくていい。おっさんおっさんうるさいって

それでもって、何気なくモリッシーのソロを 何曲かって、ほんの三曲ですが、
聴いたんですけど、断然ソロになってからの方が好きですわ。
特にAlma mattersにはやられました。すっごく好き。
http://www.lastfm.jp/music/Morrissey/_/Alma+Matters
どうってことない曲だという人もいるかもしれないけれど、心が解放されて、
心地よくなり、優しくて、癒されます。
それと、All You Need Is Me このビデオのおっさんモリッシーが好き。
http://jp.youtube.com/watch?v=ElemRKA9r1c

これから、歌詞を検索して、日々地味に訳してみようと思っています。
できることなら、誰か訳してくれてるところに遭遇できるとよいのですが。
大体、Alma mattersって何よ?almaとかラテン語かい?

でも、今の日本にモリッシーみたいな人がいたらいいのになあって、
過去の彼の発言なんかを思い起こしわたしは思っているんですけど。
人によっては逆効果だという人もいるかもしれないなあ。悪い方に作用しちゃうとね。

自分のことをダメだダメだと思って、自信を持てないまま、生きている人は一杯いますよね。
人と足並みを揃えるのが苦手な人はいますよね。
これが『人』の道だというのを、うまく歩けない人も一杯いますよね。
自分勝手といわれ、気ままでいいねといわれ、黙って微笑んでいるけど、
すごくそれに罪悪感を持って、いや、持たされて苦しくてもがいている人っていますよね。

自信なんて持たなくていいじゃない。ダメだっていいじゃない。
人気のない道を選んで歩くのが悪いとは限らないでしょ。
どうあれ、自分はこのまま生きているよ。案外堂々とね。
何にも悪いことはしてないし、誰も傷つけてはいないでしょ。
と、なぜかそんな風に言われている気持ちになります。
でも、Morrisseyは斧より強いペンを持っていて、あるいは滅茶苦茶、攻撃的かも・・・。

全く解釈は間違っているかもしれませんけど。
いい感じのおっさんになっている姿を見る限り、モリッシーは、もとい、モリッシーも正しい。
人生には色んな解答があって、そりゃあたくさんの正解があるのではないでしょうか。
80年代素通りにしてきたスミスを語る資格はないけど、
モリッシーのことを何とも魅力的な人やのうと思うことくらい許されたし。

今世紀になってから最初にあったわたしのヒーローだわ。
遅っ・・・・。四半世紀出遅れました。
さて、Morrisseyを手に入れねば・・・初めはやっぱりベスト版でしょうか?

今更ですが、/ The Smiths

2008年12月10日 20時10分15秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

最近何となく、聴いてみたくなった80年代のバンドがあります。
その名は The Smiths 

80年代のイギリスで、大層若者に人気があったそうな。
「そうな・・・」って?
勿論その時代をリアルに生きておりましたから、その存在ぐらいは知っております。
ただぁ、日本の女の子達にはあんまり人気がなかったんじゃないでしょうか?
いつか書こうと思っていますが、日本の女の子を舐めてはいけません。(最近はおばさんも)
味方にするとすごい力を発揮するし、結構目利きだったりするんです。

いや、いや、わたしが勝手にそう思っているだけかもしれませんが、わたしの
周囲には男女関係なく、スミスのファンはいませんでした。

そんなわけで、リアルタイムでは自ら好んで聴くことはなかったんです。
全然違うと思うのですが、なぜかThe Cureとごちゃ混ぜに考えていましたし、
彼らのことで知っていることと言えば、ボーカルのMorrissey
菜食主義で、理由があるのか、成り行きなのか確かbachelor。
そしてPete Burns とお友達だったっていうことくらい。
でも、彼の発言やその歌詞に、昔は好んで読んでいた数々の文学作品の読後に、
わかったようなわからないような、自分にとっては心地よい手触りのようなものを
感じていたのですが、それに似た感触があります。曲はどれも同じに聴こえなくもない。
はっきり言って他のメンバーのことは良く知らん。Johnny Marrの名前だけ覚えた。後は後ろの二人って事で・・・失礼

そもそも、スミスの存在を知ったのは、当時好きだった富永裕美さんの漫画で、
ロンドンバスの中から街に貼ってあったスミスのポスターを見た主人公二人が、
「最高なんだよな こいつらって」と声を合わせるシーンがあったのです。
コミック・パークで一部立ち読みできます 
当時のロンドンの雰囲気を味わえる佳作 是非全部読んで

http://www.comicpark.net/readcomic/index.asp?content_id=COMC_AKC00807_001
おそらくEcho and The Bunnymen のIan MacCulloch のファンだった著者の好みが登場人物に反映されています。
わたしの場合、バニーメンはいまいちピンとこなかったし、しっくりもしませんでした。
その辺を鑑みて、好みが合わないと判断してスミスも聴かなかった気がします。


さてさて、ここにきてモリッシーの思考や嗜好を 何故だか一度ちゃんと
確認したくなって聴いてみることにしたんです。
まだ、その確認作業が始まったばかりです。
結構いい声してますよねえ・・・。曲もバニーメンのような聴きづらさはないです。
今はそんな段階です。遅っ  しかも、20年以上も遅いよ

まずは、二枚組のベスト版から入りました。
知っている曲が結構あるのに驚いています。どこで聴いていたんでしょうね。

も少し聴いて後日その感想などを書こうと思います



ギルティ?!!! / Boy George

2008年12月08日 19時58分14秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

かつて、日本人の視界からBoy Georgeがフェイドアウトしたのは、
彼が逮捕されたのが、きっかけだったと思われます。
あの時は本当に悲しかった。 

で、一昨年だったか?ニューヨークである事件を起こして、そこで逮捕され、
ちょっとしたニュースになりました。
多くのCulture Club , Boy George ファンは事件以上に容姿の変貌ぶりに
驚愕、落胆したようですが、かく言うわたくしも、その例に漏れず他の人
に見せたくなくて、慌ててテレビのチャンネルを変えたほど、驚いたし、
見ちゃいけないような気がしました。
多分、強制送還ではないけど、イギリスに送り返されるジョージが、
ジャンパーのフードを被って、マスコミの目を避けようとする空港での場面でした

すでに、太ったことも髪の毛がなくなったことも知っていましたが、
この時は服装も何も、あまりに普通の欧米のおっさんで、誰の身にも平等に降りかかる
歳月という物に対して、ちょっとした恐れを抱いた次第であります。

そして、イギリスに戻った昨年、またとんでもないことで逮捕されたというニュース。
でも、事がことで真実味に欠ける気がして、結構楽観視していました。
おまけに、事件後のジョージはとても精力的に、真摯に仕事に励んでいたし、
この一年で更に更に、目方は増えたように感じますが、それが、
人としての落ち着きや、貫禄に結びついてわたしの目には映りました。

事件の真実はわたしにはわかりませんが、有罪の評決がくだり、
最悪は収監される可能性もあるようです。一月まで見守るしかありません。
過去二回の逮捕でも、すぐに釈放されたはずなので、収監の経験はないですよね。
結果の厳しさに自分が今どう感じているかちょっとわかりません。

イギリスは陪審員制をとっているようですが、人が人を裁くのは難しいですね。
日本も戦前か昭和の初期くらいは、陪審員か、現状の専門家による評決か、
被告側が選べる制度があったと聞いたことがあります。
(確か韓国はそういう方法を取っているはずです)
でも、日本では陪審員による裁判を希望するひとが稀で実働しなかったので、
陪審員制は今休眠中らしいです。(なくなったわけではないらしいです)

で、似たような裁判員制度なるものがもうすぐスタート。
自分は偏った人間なので、公平な裁きをできるとはとても思えません。
Boy Georgeの裁判に出廷したなら、初めから味方してしまうかも・・・
互いの言い分を一生懸命聞くことが基本なのでしょうね。

『君は完璧さ』のビデオでは裁判の場面から始まりましたね。
当時のきれいなジョージは自分がこう何度も本当の被告人として法廷に
立つなんて想像していなかったでしょうね。
ビデオみたく、牢屋の鍵を開けて逃がしてくれる人なんていないよ
あんな狭いベッドじゃ寝返りも打てないよ。すごく肥ったから。
そう言えば、昔悪口を言い合っていたピート・バーンズは、
拘置所だか留置所だかで、シーツを破って囚人服にフリルをつけたなんて
ニュースをどこかで読んだ覚えがある

ニューヨークでお掃除をさせられた時のオレンジチョッキ、すごく嫌がっていたけど、
どうか、囚人服なんて着なくてすみますように。

またいつか思い出した頃に、Culture Club の話は続きます。




あの黒い帽子 / Culture Club 4

2008年12月07日 23時16分28秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

 まず、この記事を読んだ方にアンケートを取りたいです。
  いらっしゃればの話ですが、コメントいただきたいです。
  

「母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね ええ、夏、碓氷峠から霧積へ行くみち
で 渓谷へ落としたあの麦藁帽ですよ...」と、これは『人間の証明』で扱われた
西條八十の詩の一説ですが・・・っ
最近思うんですBoy Georgeは
一体あの帽子をどうしたでせうねえ ええ、あの黒いフェルトの 
ビビアン・ウエストウッドにあわせて被っていたあの帽子よ
 

わたしがBoy Georgeを思い浮かべるとき、ユダヤの男性の正装の黒い帽子に
(ジョージはラビ・ハットと呼んでいた覚えがあります)
Vivienne Westwoodと思われるコートを着ている姿です。

当時はSeditionaries(セディショナリーズ)とかWorld's End(ワールズ エンド)の
店名はよく目にした記憶があります。
World's Endはジョージもインタビューなんかで語っていた気がしますし、
Seditionariesではタータンのボンテージズボンをパパさんに買ってもらった
んじゃなかったっけ?買ってもらえなかったんだっけか?
お金が足りなくて買えなかったんだっけ?んんんっ二十年も経つと色々曖昧になりますな
でもタータンのズボンを履いていたピンナップを見たことがあるので、
好みのブランドであったと思われます。

話がそれましたが、思い浮かべるのは『Time』のプロモーションビデオの頃の姿です。
このビデオの最初のアップなんて実に美しいですね。
あー中に着ているシャツもビビアンに違いなさそうですわ。(確認しました)
この頃になるとデビュー時のヘアエクステンションの編み込みが緩んで外れて
しまったのか、前髪がハラリと下がって、哀愁の眼差しに影を落として、
これまた一層美しいですねえ。
余計なことだけど、エクステンションで引っ張ったのが額の後退の促進に繋がったのではなかろうか

ああっまた話がそれた。今日はファッション全体のことではなく、あの帽子のことです。
ボーイ・ジョージといえば帽子というイメージ。
おじさんになった今も帽子は常に公の場では愛用中ですが、被り方を見れば
昔とは違う意味も加えて、帽子は必須アイテムかもしれません。
現在のそれもとても似合っていますが、あの黒い帽子の印象には敵いません。

わたしは今もあの帽子は保管されていると思います。さて皆さん、どう思いますか?
誰も見てない?
まあいいや、その理由はですね、たくさんあります。

理由その① そうであって欲しいという自分の希望、願望
理由その② ジョージは以前物持ちがいい方だと言っていた気がするから
理由その③ 大きな家に住んでいて、帽子ひとつくらい処分しなくても保管場所には困らないから
理由その④ 来日した際に和装したときの日本髪の鬘を今も持っているといっていたので帽子もしかり
理由その⑤ これは、わたしの夢か妄想かもしれないけど、この帽子はジョンに纏わる物語が
        あったような記憶が。ジョンから貰ったか、すすめられたか、
        (ユダヤ教だから勝手にそう思ったのかも)
理由その⑥ これも曖昧な記憶ですが、昔ライブでファンに揉みくちゃにされて帽子を奪われ、
        ジョンが取り戻してくれたと語っていたような記憶があります        
        それがあの帽子なのかは不明ですが、わたしはそうだとずっと思い込んでいます
        な、わけできっととても大切にしていたはずだから
理由その⑦ しばらく被っていなかったのに、ジーザスラブズユーの頃、再び登場したから
理由その⑧  85年ごろの自宅の棚に収められている動画を観た事があるので、それ以降も
        そこに収まっているのではないかと思う。http://jp.youtube.com/watch?v=dvTzsalTMTM
(ちなみに4:02~4:10)

しかし、ここまで書いていて思ったけれど、
あの帽子は一つきりだったのだろうか 古くはトランプをつけたり、マスクをつけたり、
角をつけたりしていたこともあった 同じものをいくつか持っていたとか・・・

いやいや、やっぱりひとつだったと思いたい。
チョッとサイズが小さいように見えていましたよね。見えたというより小さかった。

Boy George記念館をつくるならば、あの帽子は欠くことができないアイテムよ。
日本人的発想でしょうか。

さて皆様どう思いますか?


続く
   次回Boy George の裁判のことを書こうと思います


コメントお待ちしています。