次回 ドクターとの面談では
足と手の回復の可能性を聞いてみたいのですが・・・
ご飯を食べないと 何も始まらないとは思うのだけれど
(だいたい 命が持たない)
母の性格としては 自分自身の努力はしない人なので
せめて マッサージと 車椅子にでも座れるようにと
願っていますが
さて
父が脳幹出血で倒れ入院しています。寝たきりで左上下肢弛緩麻痺があります。
高次脳機能障害があるといわれていますが気管切開しており言葉が出ないためどの程度の障害か不明です。
しっかり覚醒していればこちらの問いかけにうなずいたり指示通り体を動かしたりはできます。
今は回復期を退院し療養型に移りましたがリハビリの量がへりました。
そのせいか今まできれいに伸展していた右ひざが少し浮いた状態でしっかり伸ばせなくなっています。
膝の屈曲拘縮をこれ以上ひどくしないためにはどうすればいいのでしょうか。
またマッサージなどすれば元通り伸ばせるようになるでしょうか。
どの部位をそのようにマッサージしたり動かせば効果があるのか教えていただきたいです。
回復期病院にいた時は普通型の車いすで10メートル程度は
介助されながらでありますが右足で足こぎできていました。
移乗の時も右足でふんばっていましたが今はほとんどしなくなっています。
療養型の病院でリハビリを望んでも限界があることはわかっていますので
家族でできるリハビリがあれば教えていただきたいです。
できることはすべてしたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
質問者:keronpa さん 30代 女性 2013/01/16 23:45 【カテゴリー:寝たきり】
1件の回答があります。
山崎敦
理学療法士
記述にありました出血部位、身体機能の状態から判断して
重度の運動麻痺があり生活動作においても介助が必要になっているとお察しします。
膝の屈曲拘縮の原因となるのはハムストリングス(腿のうら)、
腓腹筋(ふくらはぎ)の筋肉が短縮していることが原因として考えられます。
これらが伸びない状態が続きますと拘縮になりますので、
まずは環境(寝ている姿勢等)を常に曲げている状態になっていないか見直す必要があります。
またこれらの筋と拮抗している大腿四頭筋の活動性を高めることも必要となります。
リハビリではストレッチングが簡単な方法となりますが、
やり方によってはかえって緊張を強めてしまいますので、
リハビリ担当者に聞くのが最善と思います。
私の経験上では関節拘縮の予防も重要ですが、
まずは座らせることが重要であると思います。
車椅子を使ってでもよいので少しでも日中は座位の姿勢を取ることが必要です。
これにより心肺機能の維持、精神面の維持に適した姿勢となるからであります。
面会の際は車椅子に座り、病院スタッフではできない家族ならではのコミュニケーションを取る。
その中で出来れば膝をゆっくりと伸ばす運動が出来れば理想ですね。
回答日時:2013/01/21 17:44
山崎敦 理学療法士 医療法人社団 誠馨会 総泉病院リハビリテーション部
医療法人社団 誠馨会 総泉病院リハビリテーション部に在籍しています。
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