(※出先でブログっているので、食い違い、記憶違いごめんなさい。)
ダンテ 『神曲』の表紙です。(ギュスターブ・ドレの挿絵の入ったやつ。原本の訳書よりは文章も少なく、わかりやすいです。挿絵も本当に綺麗!)
かなり前に購入して、本に埋もれたマイルームの中で遭難状態になっていましたが、最近また、ベッドサイドに戻ってきました。・・・しかし、今にして思うと、よくこんな高い本買ったものだな~。
『気が付けば人生も半ば・・深き森のなか、一筋の光すら見えない・・・』
(この、物語の出だしの一節が、現在、本当にズキンと心にしみています。)
あまりに有名な物語(叙事詩)なので、読書家の方は既読と思いますが、地獄、煉獄、天国、と、人間、“こんな行いを行えば死んだらこうなるよ~”いうことが、わかりやすく書かれていますね。
自分はキリスト教徒ではないのですが、世界観というか、道徳、というか、倫理というか・・万国、時代を超えてあまり変わらないのもよくわかります。
特に好きなのが、ダンテが地獄、煉獄を巡り、天国のちょっと前の煉獄のシーン
(確か煉獄にも階層によって名前がついていたと思いますが、忘れました。家に帰ったらもう一度確認します。)
ダンテが、そこで出会った人に何故あなたはこんな上(天国に近いところ)にいるのか?と聞くと、
・・・自分の為に“祈ってくれる人がいるから・・・”(確か奥さんだったか?)と答える。
ああ、“祈り”とは人の魂を浄化するものか・・・とダンテが気づく。
そんなシーンだったかと思います。
ん、“祈り?”・・・そう、灰羽の最終羽じゃないですか。
ネムが“レキのため”だけに捧げた祈りのシーン。
短いカットだったけど、ほんとに印象的でした。
そして、ダンテが地獄、煉獄で道を踏み外さないように道案内したヴェルギリウスの立場はまんま“鳥”。(挿絵を見ると話師のイメージですが)
ラストに天使(光)が飛び交うシーンはまさに巣立ちの光景。
ダンテの立場も“生きても死んでもいない・・冒頭のシーンに代表されるように、言ってみれば“生きること”に迷っている状態でしょうか?
まだ、未読の灰羽連盟のファンの方(疲れて、癒しを求めている方、特に!)は是非ご一読をおすすめします。
以上、灰羽、煉獄説でした。
愛しのヴェアトリーチェは今、何処に・・・罪つきのヒカリでした。
ダンテ 『神曲』の表紙です。(ギュスターブ・ドレの挿絵の入ったやつ。原本の訳書よりは文章も少なく、わかりやすいです。挿絵も本当に綺麗!)
かなり前に購入して、本に埋もれたマイルームの中で遭難状態になっていましたが、最近また、ベッドサイドに戻ってきました。・・・しかし、今にして思うと、よくこんな高い本買ったものだな~。
『気が付けば人生も半ば・・深き森のなか、一筋の光すら見えない・・・』
(この、物語の出だしの一節が、現在、本当にズキンと心にしみています。)
あまりに有名な物語(叙事詩)なので、読書家の方は既読と思いますが、地獄、煉獄、天国、と、人間、“こんな行いを行えば死んだらこうなるよ~”いうことが、わかりやすく書かれていますね。
自分はキリスト教徒ではないのですが、世界観というか、道徳、というか、倫理というか・・万国、時代を超えてあまり変わらないのもよくわかります。
特に好きなのが、ダンテが地獄、煉獄を巡り、天国のちょっと前の煉獄のシーン
(確か煉獄にも階層によって名前がついていたと思いますが、忘れました。家に帰ったらもう一度確認します。)
ダンテが、そこで出会った人に何故あなたはこんな上(天国に近いところ)にいるのか?と聞くと、
・・・自分の為に“祈ってくれる人がいるから・・・”(確か奥さんだったか?)と答える。
ああ、“祈り”とは人の魂を浄化するものか・・・とダンテが気づく。
そんなシーンだったかと思います。
ん、“祈り?”・・・そう、灰羽の最終羽じゃないですか。
ネムが“レキのため”だけに捧げた祈りのシーン。
短いカットだったけど、ほんとに印象的でした。
そして、ダンテが地獄、煉獄で道を踏み外さないように道案内したヴェルギリウスの立場はまんま“鳥”。(挿絵を見ると話師のイメージですが)
ラストに天使(光)が飛び交うシーンはまさに巣立ちの光景。
ダンテの立場も“生きても死んでもいない・・冒頭のシーンに代表されるように、言ってみれば“生きること”に迷っている状態でしょうか?
まだ、未読の灰羽連盟のファンの方(疲れて、癒しを求めている方、特に!)は是非ご一読をおすすめします。
以上、灰羽、煉獄説でした。
愛しのヴェアトリーチェは今、何処に・・・罪つきのヒカリでした。