自治会町内会、その他昭和思考の愚考

タイトル通り昭和時代の時代遅れ思考を考え結果として現代社会生活にどの様に悪影響を及ぼしているかを書き留めたいと思います。

下っ端には声を大にするのね

2011-09-26 10:21:25 | 日記

秋の交通安全週間らしく立ち番やら何やら鬱陶しい役が回ってきたのでとりあえずやって見た。その立ち番の打合せの時に交通安全の代表やってる偉いさんが聞き捨てならない発言をしていた。
”新しく来られた方の中で早い車の人がいます。住宅街なので徐行して下さい”
おいっ、日本語おかしくないか?。あんたが言いたいのはどっちなんだ?
1,性能良い車の所有者が住んでいるから性能テストを控えめにしろ!
2,猛スピードで住宅街を走るドライバーが居る

多分後者だろうが誠に判り難い表現である。

確かにウチの車はランエボだよ。トランク部に大きな羽根が付いてて競技ベースモデルの速い車ですよ。でも自覚して住宅街では10km/h程度でゆっくり走ってますよ。マフラーは社外品でちょっとうるさいけどね(笑)
それより我が物顔で走り回る古株老害軽トラックの方がよっぽど住宅街早く走ってますよ。しかも住宅街を40km/h程度で走るのはどうかと思いますよ。この間なんか出会い頭で衝突しそうになりました。私がゆっくりなので止まれましたが・・・危なかったです。

しかしこの老害はメインの国道に出ても40km/h。ある意味笑えますが他の車に対して迷惑です。これだと”あんたアクセル踏む足首が40km/hの位置から動かないのか?”と言いたくなってしまう程です。

加えて市の委託業者が運転するゴミ収集車も早い。確かに朝の忙しい時間に収集するので収集ポイントを早く移動しなくてはならない事は理解できるがトラックの車体を大きくローリングさせながら住宅街のカーブ曲がるゴミ収集車ってどうよと思ってしまう。

自治会って交通安全にせよ何にせよ新参者に忠告ばかりして自分ら古参の連中や行政のする事に文言はしないのか?。本当に地域を良くしたいと思っているならスポーツカーで少し音が煩いけど徐行している人を注意するより、運転手がコントロールできているかどうか怪しい老害軽トラックや、仕事しか見えていない委託ゴミ収集車に文言した方が地域の為だと思いますけど・・・・・

まぁ市職員OBによる老害主導で徒党を組んで政治ごっこしてるタダの自己満足組織ですからな。改善の余地は乏しいでしょう


すばらしい環境

2011-09-26 09:25:33 | 日記

連休を利用して長野県に出かけた。その際に立ち寄った伊那食品工業での話。
この会社自体は非上場の地方企業。しかし寒天関連商品で売り上げを伸ばしている。

伊那地域の山の裾野にある会社は行き届いたガーデニング園の様に手入れされており自然との一体化を匂わせる。敷地内の林のような木々に囲まれた駐車場に車を停め階段を下りショップへ。メインの寒天関連商品はもちろん、少しばかりの休憩スペースみたいな所がありゼリーやお茶などの試食も可能。

そのショップをうろついていると社是を発見した。そこには
いい会社をつくりましょう
と書かれていた。ひねくれ者の私などはどうせ
(社長に)いい会社を・・・なんだろうな
と思っていたがそうではなかった。
会社は良い商品を売り利益を上げ、社員や関係各社の皆がハッピーになり・・・・(以下略
つまりプラスループと言う事なのだ。しかしハッピーって(笑)

このショップで売っている商品はちょっと高いと思う。なぜなら割引を一切しないのだ。でもそれだけの価値はあると感じる。またこの敷地を歩いて感じたがガーデニング園などは手入れが行き届き尚且つ入場無料である。良くありがちな観光地はゲートを付けて有料化するのが常套手段だけどそんな事していない。

経営陣、従業員だけでなく下請けやお客も納得できる経営って難しいと思う。しかしそれをやろうとしている姿こそがすばらしい

こういう企業って中小ならではできるのかも知れない。しかし日本の場合は知名度が高かったり規模の大きな企業になればなるほど経営側の利益重視になりがちで従業員や下請けは叩かれ株主配当はそっちのけ。しかも重要実務を下請け任せって言うの多い様な気がする。つまり親元はスローガンのみで下請けに指示してるだけの集団。結果指示した奴が金持って行き下に行けば行くほどギャラは控えめ。下手するとおかしな責任まで擦り付けられる事も・・・。
例えば原発不祥事の東電とか、自治会に丸投げして自治労の恩恵被ってる地方公務員とかね。

当然企業や団体にはリスク管理が必要になる。例えばこの会社ならガーデニング園などで子供が虫に刺されたらどうするんだ!などと言い出すモンスターペアレントがいるかも知れない。しかしそれを真に受けるのがお役所だったり大企業だったりする。

役所みたいな存在に近づくほど、この田舎企業の社是の精神はなくなって行くのだろうなとつくづく感じた。
はたまたこういう意味で中小企業は小回りが利くと総称されるのであろうか。自然の環境を維持してる企業の裏を勝手に想像してしまった一日だった。