私の寝室の窓は、半分が地下、上の方から人が歩く足が見え、わずかに足音が聞こえます。
「朝だ・・。」ドアを開けるとすっかり明るくなっていた。
上の居間に行くと、立花とHiRoさんの話声が。「おはようございます~」というと、HiRoさんが「ああ、おはよう。これからパン買いに行こうと思って。」「一緒に行っていいですか?」「もちろんよ。」
という事で3人で近くのパン屋さんへ。
「タルトもおいしそうだわ~。」「まだ朝だからこんどね。」
帰って朝ごはん。さすが画家さんの食卓は色彩がきれい・・。
今日はここ、ブリュッセル市内の観光と買い物。
バスに乗って出発!「わ~すてきな街並み。しんじられな~い・・♡」
お庭をゆっくり歩いて
あ、日本語で書いてある!
ヨーロッパ最古のアーケード『ギャルリーサンチュベール』ヘ。
「なんてすてきなお店たちなの!」4人は超、興奮ぎみ。
時間を忘れてお店めぐり・・。
お昼はベルギーグルメの第一位?『ムール貝』のレストランへ。
「(HiRo)食べ終わったカラの貝で次の貝をつまんで食べるのよ。」「なるほど~。」
貝もおいしいし、ダシのでたスープがまた格別!
サラダもポテトもたっぷりで、またまたお腹がはちきれそうなくらい食べちゃいました。「太るわ~。」「もう演奏終わったからいいか。」「そうそう!」
また歩いて
夢にみていた あこがれの『グランプラス』へ。
「出た~ぁ。これですね!」「そうよ、大きいでしょ?思ったより。」
縦(たて)にカメラを構えても全体が写らないので、HiROさんがななめに撮ってくれました。
やっぱり本物は予想よりすごいです。圧倒されました。「今日は興奮で寝れないかも~?」「(HiRO)おいしいワインがうちにあるから、帰りますか。今日はけっこう歩いたわね。」「わ~、はぁ~い。帰りましょう。」
(次へつづく)
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