4月28日(日)
発表会も終わり、生徒さんも先生たちもほっと一安心・・? 本部長から成功の感謝の言葉をいただき、私達も努力の成果を実感しました。
まあ一人一人は演奏の出来についてはいろいろ反省もあったようですが・・。
さあ、ここからはセブ・アンサンブルとしての演奏をまとめていく段階に入ります。
今日の練習は、まず6月22日の「まちかどコンサート」出演に向けての3曲からスタート。 江別市主催のこのコンサートは年に2回のペースで開催されているもので、地元の方を優先にプロ、セミプロの演奏家がいろいろな楽器や歌を披露するステージです。
『ジャンバラヤ』 『アルハンブラの思い出』 『戦場のメリークリスマス』の3曲は、曲のジャンルがそれぞれ違うように考えて選曲しました。
accel(だんだんはやく)やrit・・(だんだんおそく)のあわせ方。 スタッカート(音を止める・短い音にする)のそろえかた。
曲の途中で止めては、「ここはもっと速めて・・それからゆっくり・・」
など話し合い、息が合うまで何度も弾いてみます。
特に『アルハンブラの思い出』などの無伴奏(リズムを再生しない)でテンポを揺らして演奏する曲は、指揮者がいない状態でメンバーの呼吸を合わせるため、毎回苦労しますが、それが結構『やりがい』があったりします。
ピッキング(手に持ったピックの使い方)も工夫して、堅い音、柔らかい音、短いスタッカート、余韻を残す終わり方など・・。 細かい点にもこだわって決めていきました。 忘れないようにメモメモ・・・。
理屈ではわかるけれど、実際の音にしていくのは難しい。 研究あるのみ。
『ヴィオリラ』 は「弓で弦を弾く」パートとして、いまやセブに不可欠な存在となりました。 スコア(アンサンブル演奏楽譜)の中でこの音をどんな風に生かせるかを考えます。
今、この弓奏が他の流派でも注目され、各オリジナルの弓奏用大正琴が販売され始めています。ヴァイオリンの経験があればなお良いのですが私達のメンバーは皆未経験だったので、なんとかそれに近い効果が出ないかと試行錯誤・・。
もちろん、大正琴らしい弦をはじく音、トレモロ奏法はさらに磨きをかけて・・
楽器の持つ、独自の音色の良さは常に織り込み・・。やはりそれを前面に出すことで、観客の期待に答える。
エフェクターでエレキギターのような激しい音もたまに入れてみたり、曲調にあった音色を使う研究をしています。
メンバーは自分の弾くパートの譜面と、全体のスコア譜を見ながら調和を考えて音量を加減します。
ベースは土台。 一定のテンポを持続します。 全体のアーティキュレーションの土台でもあるのです。
今年のコンサートは、旭川公演は9月1日(日)になりました。
札幌公演は9月8日(日)です。 今年も続けて2回の公演です。
(すみません!! 昨日このブログ更新の際、札幌公演の日程を間違いました。 9月7日と書いてしまいました。正しくは上記の通りです。 お詫びして訂正させていただきます。)
曲もほとんど決まりました。 これから1曲1曲煮詰めておいしく味付けして・・。(笑)
もうすぐ立奏台を使って立って演奏する形態になっていきます。
今年も楽しいパフォーマンスを加えて面白く。 コスプレまがいの衣装も楽しみ? 今年もお客様に楽しんでいただけるよう、またまた団結してすすんでいくセブ・アンサンブルです。
P.S.
今日から荻原先生しばらくお休みです。 というのも、ただいま肩の腱の手術が終わって入院中です。 今日は練習をすこし早く切り上げて全員でお見舞いにいきました。 手術は成功。 思ったよりずっとお元気で、病院の環境がとても良いと言っていました。 明後日には退院、その後リハビリに通うとのこと。
今年は荻原先生コンサート出演ならず残念ですが、また来年は元気で参加してくれると思います。
次回は5月12日、演奏が仕上がっていくのが楽しみです。
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