三線クラブのメンバーで、尺八の名人がいる。
演奏会のチケットをいただいたので、昨日一日邦楽の世界を楽しませてもらった。
入口で入場券を渡すと、抽選券を引く箱があって、三角くじを1枚引いた。
なんと100名に塩ビの水道管で出来た尺八が当たるというのだ「ヤッター」
来て良かった(喜ぶのはまだ早い)ハズレと書いてあった、、、
会場に入ると階下から尺八の音が聞こえるので、練習中のシュウザンさんに会えるかなと覗くと、
そこは練習ではなく、尺八の業者さんが展示販売をしていた。
塩ビの尺八があれば買おうと思ったが無いようだ、本物の値段札を見てビックリ、
400000、500000、600000、丸の数が多すぎるんちゃう~
あわてて階段を駆け上がって、客席に落ち着いた。
まもなく始まり、ステージいっぱいの演奏者が黒い礼服で、
ずらーっと並んでいるが、背の高いシュウザンさんはすぐ見つかる。
座開きの演奏のあとは、各グループが次々と演奏を披露する、
尺八の演奏会といっても、尺八だけではなく、お琴や三味線、
中には太鼓も入った賑やかなのもあった、
華やかな着物の女性もたくさんおられ、実に楽しい。
黒い礼服の中に紋付羽織袴の方が何人か混じっていたので、
えらい方かな、と思っていたら、最後のほうの特別な、
宗家が指揮する曲目のメンバーだった、もちろん我らがシュウザンさんも居た。
(やっぱりえらい方やったんやー)
各グループの演奏中、三味線の糸が切れたり、お琴の駒が飛んだり、
2つ大きなハプニングがあったにもかかわらず、すぐその場で対処され、
その後も見事にソロをこなされていたのには感動した。
この秋、ステージに立つ機会をもらった自分たちには、
非常に勉強になる一日でした。
演奏以外は、舞台袖にいて、椅子の出し入れ担当でしたので、お会いすることができませんでした。
この世界も、奥が深くなかなかシブいですよ。
今回は、プロの演奏も聞いていただけたので、良かったです。
秋のステージもがんばりまっせ。
駅に着いたとたんに土砂降りでびっくりしました。
年配の方が多く、シュウザンさんは一番の若手でしたかねー。でもすばらしい演奏で、聞きごたえのある演奏会でした。