871piano工作室

ピアノ調律修理が本業。
趣味の凧や工作の話題など。

カンカラ三線の材料

2006年04月19日 23時58分51秒 | スカウトハウス
保育所の厨房から、せっせと空き缶を運んで来てくれるんです。
もう、15~6個集まりました、カブスカウトのプログラムで、
今年はカンカラ三線を作って、演奏してみようと言ったら、
ありさんのように、まいにち毎日せっせと少しずつ運んで来てくれて、
もう、このプログラムはやめられなくなりました。

去年はペーロンの出場に火をつけ、今年は・・・

何を弾こうか、豊中まつりにもスカウト達と一緒に出ようか、
夢は広がります。

縦笛、横笛

2006年04月12日 01時32分39秒 | 工作
仕事の合間に新しく笛を3本作りました。
塩ビの一番安い水道管(グレー)が材料で、
見本は右端(ジャーマン式木管リコーダーC管)と
左から2番目(八重山式六穴明笛三の調子)です。

七穴は初めてで、リコーダーのようにドレミファが吹けるように、
穴の大きさや間隔を微妙に調節しています、B♭とBの管になりました。
六穴のほうは「二」に出来上がりました。

この材料、これまで作った黒っぽいちょっと高級な方より、
削りやすく、音も鳴りやすい、でも色がちょっと安物くさい。

でも、縦笛(リコーダー)より横笛のほうが、やわらかい音で、
ほんわかするので好きです。

お花見

2006年04月07日 06時39分43秒 | Weblog
桜が咲いたので、三線仲間が夜桜で花見をしようか?
とは言っていたのだけど、
あんまり寒いので居酒屋で飲み会に変更、夜桜は来週に持ち越し。

この画像は先週姫路の北部を通過中に見つけた菜の花畑です、
ポカポカとあたたかい陽射しでした。
近くの公園ではお弁当を広げたグループがありました。


笛のちんだみ、その5

2006年04月01日 07時35分17秒 | 工作
水道管の笛は、切って穴をあけて、削って、
頭にふたをして、ちんだみして、
うまく鳴るようにすれば出来上がり、塗装はしなくてOK.

でも竹の笛は何かを塗らなければ、
息で竹が湿ってくると、鳴り具合が変化しやすい。
湿る~乾く、を繰り返すと、割れる心配も出てくる。

そこで、何を塗るか?
これまで作った数本の笛は、缶入りのラッカースプレーを吹き付けた。
竹の質感を感じたいので艶消しを少ない目に吹き付けた。
数ヶ月使っているが何の問題も無く、お手軽でいい。

だが今回は、昔の八重山の人はなにを塗ってたのかなーと、
少し思っただけで、深くは勉強せず、ホームセンターで手に入る、
柿渋を使ってみた、他にも、うるし、カシュー、べんがら、油びき(オイルフィニッシュ)なども候補だが、とりあえず今回は安い、簡単な柿渋でやってみた。
ぼろぎれで内側と外側、吹き口や指穴を丁寧に塗り、ふき取り、数回繰り返した。
思ったより早くねばりが出て乾く。
でも翌日見てガックリ!2本の内1本は割れた、原因は水分だと思う。
塗った時は水を塗ってるようなもんで、せっかく乾いていた竹が、
一気に水分でふくらみ弱いところで、はじけてしまったんだろう。

でも、生き残ったもう1本はその後少しサンドペーパーをかけて、
以前のようにラッカーで仕上げた。
2週間過ぎたが割れてない、今のところ調子は良好。

さー、次の笛は何を塗ろうか?