871piano工作室

ピアノ調律修理が本業。
趣味の凧や工作の話題など。

「ズんどんち」

2008年10月30日 22時33分11秒 | 三線
佐々忠地下スタジオにクラリネットが鳴り響いたのは、
有史以来初めてではないでしょうか。

「ちんどんをやりたい」とみなさんに声をかけて、
先日の打ち合わせには、大勢集まっていただき、
とりあえず工工四と楽譜を用意した曲は
「カチューシャの唄」と「東京節」です。

唄三線にちんどんを付けるだけではちょっと物足りない
と思っていたので、○っぽーさんがクラリネットで
メロディーを奏でてくれると、別世界に突入していきました。

それに加えて、○るはさんが鍵盤ハーモニカで和音や間奏を、
アドリブで付けてくれて、用意した楽譜とは違った調子でも、
すぐに転調してハモらせてくれて、ありがたいです。

あと、打ち上げの時に名前を相談して、「ズんどんち」
と付けてもらいました、○っちーさんありがとう。



ちんどん太鼓作りその3

2008年10月27日 06時36分49秒 | 工作
本格的にホゾ組み木工すると時間がかかる

漆塗り(カシュー塗装)もしようと思っているので、
完成はまだまだ。

右にころがっている木材が本物で、



とりあえずのイメージ用に、仮枠を組んでみた、
太鼓や鉦を固定させるのが、意外に不安定で、
紐で結んだり、ねじで留め直したり、試作する価値は充分ある。



クラブの例会打ち上げに持って行って、
みなさんに試奏してもらった。

右手と左手をリズムに乗せるのは、
これも意外とむつかしい。

営業できるくらい、上手くなりますかね~
乞うご期待「ちんどん!」

ちんどん太鼓作りその2

2008年10月23日 05時38分10秒 | 工作
ちんどん太鼓の枠をどんな板で作ろうかと
思案していましたが、

仕事場をごそごそ探せば何か見つかるもので、


1995年の阪神淡路大震災で壊れたパイプオルガンの
木製パイプを切り取ったのが奥から出てきました。

楽器に使う木材は、音響を良くする必要があるので、
何年も自然乾燥させ、木目のいい所を使っています。
それに、震災からもう13年も経ったので、
充分にちんどん太鼓の枠に使用されてもいい風格が出てると思います。



松材特有のヤニの香りが仕事場に広がり、



4枚の板と、笛で云うとパイプの「歌口」の部分とが切り出されました。
電動のこを使わず、手挽きのこで切り出したので、けっこう息が上がりました、
なんかマグロの解体をやっているような気分でした。

さあ、うまく組み上がりますか乞うご期待「ちんどん!」



ちんどん太鼓作りその1

2008年10月17日 07時34分00秒 | 工作
ちんどん屋さんって知ってますよね。

今は街頭で見る機会がほとんど無いけど、
僕が子どもの時にはパチンコの新装開店とか、
商店街の大売り出しの宣伝のチラシ広告を配りながら、
カネ、太鼓、クラリネット、三味線、トランペット、いろんな楽器で、
流行りの歌や、なつかしのメロディーを演奏しながら町を練り歩き、
よく、ついて行って親にしかられたもんです。

三線クラブの僕たちのチーム哲忠~ズは、民謡以外の、
昭和の懐かしい曲を中心に、大工先生のジンタシリーズのCDから、
コピーさせてもらったりして、楽しんでいるので、
必然的に、ちんどん太鼓の導入が待ち望まれているのであります。
(僕が勝手に思っているだけかも、、、)

昨日、ちんどん太鼓に使う鉦を、大阪芦原橋駅前の太鼓正に見に行き、
即、買ってしまいました。
太鼓は、メンバーのコウちゃんから預かっている締め太鼓を、
利用させてもらうつもりで、木の枠などを手作りしようと思っています、

さあ、製作記録の始まりハジマリ~「チンドン!」



みーはーゆう

2008年10月06日 08時32分46秒 | Weblog
三拝云(みーふぁいゆう)

八重山の言葉でありがとう、という意味だそうです。
大阪三線クラブは来年で10周年を迎え、その前に9周年で、
日ごろお世話になっている皆様への感謝の気持ちを込めて、
練習の成果をご覧いただきました。

写真はリハーサルで、幕開け座開き「鷲ぬ鳥節」です。
僕は今回「ガジマルオジー」という、RBC琉球放送の、
ホームソング(BEGINの島袋優が作曲、大工先生が歌った)
を歌わせてもらった、三線を始めたころは、
自分が歌を人前で歌う事など思ってもいなかったので、
聞きにきてくれた家族やともだちもびっくり、
それより、自分がいちばんびっくりしていたのでした、
MC担当の方が、チビマルコちゃんのおじいちゃんの声に似ている、
といわれて、もっとびっくりした871オジーなのである。

ありがとうございました。みはゆ。