ちんだみ:調弦、三線を始めてから知ったことばです。
仕事柄、いろんな楽器のちんだみに遭遇するとじっと眺めてしまいます。
ロシアから来たオーケストラの舞台裏で、ハープ奏者がちんだみしてました、
最初はチューナーで全体の音をざっと拾い、後はちょっと強い目の音で、
ド・ソとかド・ファとか(専門的に云うと4度、5度とか3度や6度なども使う)
ハモり具合を確かめながら、聞く音が主で、チューナーは補助的に見えました。
注目したのは、弱い音で弾かず、演奏するときのしっかりした弾き方で、
チェックしていた事でした。
ピアノのちんだみの基礎を習う時、2つの音をずらすと音に「うなり」が発生し、
合ってくるとうなりが「うわん~うわん~」の速さが遅くなり「う~わ~ん」
そして、ハモった澄んだ音になると『合った!』と誉めてもらえるのです。
ただ、ピアノにもハープにも、チューニングピンと言う「糸巻き」が有り、
廻し方や止め方があいまいだと、弾いているうちに狂ってしまい、
「へたくそ」と叱られるのです。
そこでテクニックとして、「テストブロー」と言う、強く鍵盤を叩き弦をゆさぶり、
狂いにくい勘所を探し当てる技があったり、
弦の張力に引っ張られても、下がってしまわないように、下から上へ合わせて、
決して上から下へまわしたまま止めないと言う知恵をつけるのです。
ハープ奏者も立派なちんだみ屋さんでした。
仕事柄、いろんな楽器のちんだみに遭遇するとじっと眺めてしまいます。
ロシアから来たオーケストラの舞台裏で、ハープ奏者がちんだみしてました、
最初はチューナーで全体の音をざっと拾い、後はちょっと強い目の音で、
ド・ソとかド・ファとか(専門的に云うと4度、5度とか3度や6度なども使う)
ハモり具合を確かめながら、聞く音が主で、チューナーは補助的に見えました。
注目したのは、弱い音で弾かず、演奏するときのしっかりした弾き方で、
チェックしていた事でした。
ピアノのちんだみの基礎を習う時、2つの音をずらすと音に「うなり」が発生し、
合ってくるとうなりが「うわん~うわん~」の速さが遅くなり「う~わ~ん」
そして、ハモった澄んだ音になると『合った!』と誉めてもらえるのです。
ただ、ピアノにもハープにも、チューニングピンと言う「糸巻き」が有り、
廻し方や止め方があいまいだと、弾いているうちに狂ってしまい、
「へたくそ」と叱られるのです。
そこでテクニックとして、「テストブロー」と言う、強く鍵盤を叩き弦をゆさぶり、
狂いにくい勘所を探し当てる技があったり、
弦の張力に引っ張られても、下がってしまわないように、下から上へ合わせて、
決して上から下へまわしたまま止めないと言う知恵をつけるのです。
ハープ奏者も立派なちんだみ屋さんでした。
ブックマークに入ってるカッキーさんのぶろぐで、
「トップランナー」大島保克さんの放送を
教えてもらったのに、2度も見逃し、見てませんが、
JUNちゃんの書いてくれたようなことを、
強く感じてます。だから三線はとっつきやすく、
ずっとさわり続けていたいと思ってるし、
ピアノのお仕事はピアニスト要望にどれだけ、
忠実に応えられるかで、調律師が指名されるか、
されないかが、大きく変わってくるとおもいます。
先日、NHKの番組「トップランナー」で大島保克さんの放送を観ました。私も沖縄の島唄について多くは、知りませんでしたが、ともかく唄のために三線はある・・ということをこの番組で知りました。
そう考えると、民族楽器というのは、自由で人間に寄り添っている、というか生活に欠かせないものであるとわかります。
その点、西洋楽器と呼ばれるものは奏者と楽器に距離があるようなイメージを持ってしまいますね。(ホントは、西洋楽器に特化したわけではありませんがね。)
特にピアノは他人の手によって調律され、弾きやすい状態に作ってもらい・・と演奏者と楽器にはとても距離がある感は否めない。と、思ってしまいます。
これからも遊びにきますね。
『基本的に』ピアノやハープ、フルートなど、
西洋音楽のオーケストラなどに使われるためには、
平均(率)で調律された、平均(律)の楽器を使います。
ギターなども同じです。
(率は音程の割合、律はそれを並べた音階です。)
だから純正律の楽器ではありません。
なぜなら一つの楽器でいろんな調性
(ハ長調とか、ヘ短調とか)をこなさなければ
ならないからです。
(平均律半音階を使いこなすように、
鍵盤楽器誕生のころからだんだん平均律が
形成されてきたらしい、文献はいっぱいありそうだが、僕は苦手。)
でも実際には固定音楽器(ピアノやハープ)以外は、
純正に近い音程に修正しながらハモらせてるときも
あるみたいです。
(ちなみに、平均率の4度、5度と純正率の4度、5度
との差は約2セント、セントは半音の100分の1
(1オクターブの振動数比率1:2の1200分の1)
微々たるもの、しかしド~ミなどの長3度は約14セント
も差があります(だんだんややこしー)
ですが、三線を習い始めて新鮮な驚きだったのは、
声の高さに応じて好きにちんだみを合わせる事です。
いろんな調性は必要なくなり中絃をドと考える音階で
ほとんどの曲が歌えるようです(本調子の場合で、それ以外は
まだ分りません)だから、それぞれの音の高さで、
純正律に近い音階で、演奏できるのではないかという事です。
八重山笛も同じでないかと思い始めてます。
今日はカブスカウトで外に出てる間に、
やつは来ました、修学旅行で買ってきたお土産を、
持ってくるの忘れはりましたとさ、チャンチャン!
同じ年頃のお嬢さんを持つ父としては同胞ですね。
今後、似たようなコメントが増えそうな気配を感じました(笑)
彼氏を連れてくるのでこれなら、
「旅行行きたい」などと言われたら、三線を折るのでしょうか(笑)
なんかおかしいので工夫します。
うちにはちゃぶだいも太鼓のバチも
常備してなかったので、ご安心を。
明日娘さんが彼を連れてくるのですね~
複雑なご心境でしょう。
でも
ちゃぶ台もひっくり返していけません、
ましてや太鼓のバチを投げつけないよう
ご注意ください。(笑)
ピアノちんだみを生業にしてらっしゃるのですね。3本の弦しかない
三線のちんだみなんてハナイさんにかかれば簡単なんでしょうね。
ところでリンク有り難うございます。
HPの方へして頂いて嬉しく思っています。
なお、コメントの大先輩は気恥ずかしいため
止めて頂ければ幸いです。
ちょい先輩くらいなものですので・・・
私のブログからもリンク張らしていただきました。ご確認ください。
よく言われるのは調教師、むちでびしばし(ちゃうって)
サギ師、ペテン師は同業者同士がよく言い合います。
最近聞いた八重山のある民宿のおやじさんの三線は、
ちんだみが少々ずれてるようでも、
なかなか唄とは相性が良く心地よいひびきで、
テーゲー(だいたい、少々いいかげん)で、
しかし程よく合ってる、途中でウマが折れても、
かまわずペシペシ鳴らしながらいい声で唄いつづけ、
感動しました。
ピアノも三線もテーゲーでちんだみ出来る、
そんなちんだみ師に僕はなりたい。