シカゴ(Chicago)は、アメリカのロックバンド。活動期間は1967年 - 現在。ロックにブラスを取り入れた形式のバンドとして先駆的な存在であり、同じ ジェイムズ・ウィリアム・ガルシオがプロデュースしたバンド、ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズやバッキンガムズ(英語版)などと共に“ブラス・ロック”と呼ばれた。シカゴで結成されたが、プロ・デビュー後の活動拠点はロサンゼルスである。
1967年にデ・ポール大学の学生たちが中心になり、前身バンドである"ビッグ・シング"を結成。1969年にジェイムズ・ウィリアム・ガルシオのプロデュースによりコロムビア・レコードからデビュ-。バンドはデビュー・アルバムから3作連続で2枚組アルバムを発表。1970年にはシングル「25 Or 6 To 4(邦題: 長い夜)」が大ヒットした。その後も「ぼくらに微笑みを」(日本では72年にヒット)「クエスチョンズ67アンド68」 「ビギニングス」「一体現実を把握している者はいるだろうか」「サタデイ・イン・ザ・パーク」「ダイアログ」「俺たちのアメリカ」「愛のきずな」「君とふたりで」などを発表し、シカゴは人気ブラス・ロック・バンドとなる。
これまでに全世界売上げは1億2200万枚を超えている。 2016年4月、ロックの殿堂入りを果たした。日本公演は1971年から初来日し多くの公演を行っていてロックファンには馴染みの深いロックバンドです。
主な作品にシカゴの軌跡 、シカゴ、シカゴIII~シカゴ27、シカゴXXX。ライブアルバムに Chicago at Carnegie Hall (1971年10月) US #3、シカゴ・ライヴ・イン・ジャパン - Live in Japan (1975年)、 Chicago XXVI: Live in Concert (1999年10月)、Chicago XXXIII: Live in '75 (2011年5月)などがある。