私が所持しているアルバムの中から第62弾として、入門される方にお奨めする2枚を選びました。
インサイド・ハイファイ / JO + JAZZ の順です。
タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。
インサイド・ハイファイ / リー・コニッツ / 1. Kary's Trance 2. Everything Happens To Me 3. Sweet And Lovely 4. Cork 'N' Bib 5. All Of Me 6. Star Eyes 7. Nesuhi's Instant 8. Indiana / リー・コニッツ(AS,TS) ビリー・バウアー(G) アーノルド・フィッシュキン,ピーター・インド(B) ディック・スコット(DS) サル・モスカ(P)本アルバムは数あるリー・コニッツ作品の中でもベストに掲げられる1956年に録音した発表作です。ギターとのユニゾンで聴かせる(1)はスリリングな感触とイマジネーションに満ちた内容が印象的です。またこの曲のソロと、(5)~(8)では珍しくテナーを吹いていることにも注目。
2.JO + JAZZ / ジョー・スタッフォード / 1. Just Squeeze Me(But Don’t Tease Me) 2. For You 3. Midnight Sun 4. You’d Be So Nice To Come Home To 5. The Folks Who Live On The Hill 6. I Didn’t Know About You 7. What Can I Say After I Say I’m Sorry 8. Dream Of You 9.Imagination 10. S’posin’ 11. Day Dream 12. I’ve Got The World On A String / Jo Stafford(vo), Don Fagerquist(tp), Conte Candoli(tp), Ray Nanc(tp),Johnny Mandel(arr,cond), Lawrence Brown(tb), Johnny Hodges(as), Harry Carney(bs), Ben Webster(ts), Jimmy Rowles(p),Russ Freeman(celeste), Bob Gibbons(g), Joe Mondragon(b), Mel Lewis(ds), Shelly Manne(ds)Recorded in Hollywood, July 15, August 1, 10, 1960 Originally issued on Columbia CS 8361.
ジャズボーカルの名盤中の名盤。ジョー・スタッフォードの最高作です。もともとはトミー・ドーシー楽団で知名度を高めたジャズ系シンガーですが、「ユー・ビロング・トゥ・ミー」、「ジャンバラヤ」等、数多くのポピュラー・ヒットを持つジョー・スタッフォードで知られています。このアルバムは、彼女のジャズをタップリ味わえる名盤中の名盤といえましょう。ジャズ歌手といっても、スキャットやフェイクをするわけではなく、非常にアッサリしたアプローチです。しかしリズムへの乗りのよさ、巧みなスイング感は見事の一言に尽きます。しかもこのアルバムにはジョニー・ホッジス、ベン・ウェブスター、レイ・ナンス等、デューク・エリントン楽団ゆかりのメンバーが参加。彼らの極上のプレイと、スタッフォードの艶やかな歌声が見事に融合しています。(jazzyellより)