年金暮らしの自由人

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ロックの殿堂 第8弾 (ローリング・ストーンズ)

2011年02月21日 07時53分24秒 | ロック

私が好きなロックの分野でプレーヤー及びアーチストを紹介するコーナーです。

ザ・ローリング・ストーンズ (The Rolling Stones) は、1963年にレコードデビューした、イギリス ロンドンのロックバンド。ロック草創期の1960年代前半から現在まで半世紀近く、1度も解散することなく第一線で創作を続ける、ロックの代名詞的な存在です。エアロスミスやガンズ・アンド・ローゼズ、オアシスなど、ローリング・ストーンズを崇拝するアーティストは数知れない。略称ストーンズ。271pxrolling_stones_nice_080820061

現在も根強い人気があり、ステージでの演奏には定評があります。2007年現在も大規模なツアーを行ないました。バンド名はシカゴブルースの巨匠、マディ・ウォーターズの"Rollin' Stone"にちなんで、当時リーダーであったブライアン・ジョーンズが命名。
全世界でのアルバム総売り上げは、2億枚以上と言われています。 代表曲に「サティスファクション」「ひとりぼっちの世界」「黒くぬれ」「ルビー・チューズデイ」「悪魔を憐れむ歌」「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」「ホンキー・トンク・ウィメン」「ブラウン・シュガー」「ダイスを転がせ」「悲しみのアンジー」「ミス・ユー」「スタート・ミー・アップ」などがあります。

ローリング・ストーンズの音楽的ルーツは、黒人音楽のブルースにあると言われています。デビュー曲の「カム・オン」はチャック・ベリーのカバーです。
彼らがデビューした1960年代初期、アメリカにおいては、まだまだ黒人に対する差別が根強く、「ブルースのレコードジャケットには、黒人の顔写真を載せてはならない(黒人ミュージシャン本人の顔写真を含む)」という慣習のある州さえ多かった。こうした時代にイギリス出身の白人のグループでありながら、黒人の音楽であるブルースを心から尊敬し、影響を受け、黒人になりきって歌や演奏に表現しようとしたバンドがローリング・ストーンズです。彼らは更に、ブルースだけでなく、モータウンやスタックスといったレコード会社に代表される、同時代の黒人音楽も吸収しました。

こうした点でローリング・ストーンズは、「白人なのに黒人のようにブルースを歌える」とされたエルビス・プレスリーや、さまざまなジャンルの音楽を取り入れた「アングロ・サクソン的」なビートルズとは一線を画しています。ローリング・ストーンズの活躍は、黒人音楽にルーツをもつ、他の白人ミュージシャンが1960年代後半から1970年代初頭にかけて、米英などで多数登場するきっかけとなったと言われています。

ストーンズのサウンドの欠かせない特徴として、その独特のリズムがあります。本来バンドであればドラムとベースの絡みが重要といわれているが、ストーンズは違います。
そのリズムの核となるのは、チャーリー・ワッツのドラムス、キース・リチャーズが弾き出すリズム・ギターにあるようです。この2人が絡むことで、その独特のリズムが生まれています。
ギターがドラムと絡み合うことで、当然ベースも独特な演奏をしていて、サウンドの核となるキースのギター・ラインと、そのギターに絡もうとする他の楽器パートの隙間を、まるで縫い合わせていくように弾いていることに特徴があります。キースのギターが中心となってバンドの音を引っ張っていっていると言ってもいいそのサウンドは、まさに唯一無二です。しかし、1993年にビル・ワイマンが脱退して以来、そのリズムが変わって、サポート・メンバーであるダリル・ジョーンズの弾くベースはより安定したものながらも、それに古くからのファンは「不満」があるようです。

ローリング・ストーンズは、様々な流行の音楽をも取り入れ、一部のメンバーの交替や、様々なアクシデントを乗り越えつつ成長し、デビュー40周年を超えた21世紀に至ってもなお、ブルース(リズム・アンド・ブルース)ルーツのロックンロールという音楽で、第一線で現役を貫き通している。

メンバーはブライアン・ジョーンズ(Louis Brian HopkinJones、1942年 - 1969年)バンドの初代リーダーだった。1969年急逝。担当:ギター、ハーモニカ(他にダルシマー、マリンバ、シタールなど多くの楽器を演奏。一部の曲でバッキング・ボーカル)。ミック・ジャガー(Sir Michael Phillip Jagger、1943年 - )2代目のリーダーとしてボ・ディドリーに任命された。英国においてナイトの称号を授与される。
キース・リチャーズ(Keith Richards、1943年 - )レコードデビュー時から在籍。
チャーリー・ワッツ(Charles Robert Watts、1941年 - )レコードデビュー時から在籍。ジャズ・ドラマーのキャリアがある。メンバーの中で、唯一初婚を貫いている。
ビル・ワイマン(Williams Parks、1936年 - )レコードデビュー時から在籍。1991年脱退。ビル・ワイマン脱退後のベースギターは、ダリル・ジョーンズがサポート・メンバーに加入して担当。ミック・テイラー(Michael Kevin Taylor、1948年 - )1969年、ブライアン・ジョーンズの後任として加入。1974年脱退。その後、ロン・ウッド(Ronald David Wood、1947年 - )が加入
。(ウィキペディア フリー百科事典抜粋による)

 

 

 

 

 

 


私の好きなアーチスト(チャールズ・ミンガス)について(第18弾)

2011年02月16日 07時37分24秒 | JAZZ

LP、CDを合わせると、4~5枚程度所持していて、好きなベーシストの一人であるチャールズ・ミンガスについて簡略的に触れてみます。

250pxcharles_mingus_19761 チャールズ・ミンガス(Charles Mingus、1922年4月22日 -1979年1月5日:56歳没)は、アメリカ合衆国のジャズ演奏家(ベーシスト・コンポーザー・バンドリーダー・時にピアニスト)。人種隔離反対運動でも有名です。

1943年にルイ・アームストロングのバンドで活動。1945年に初レコーディングを経験。
1950年代前半には、チャーリー・パーカーやバド・パウエルと共演し、ベーシストとして名を広めていきました。また、自分のレーベル、デビュー・レコードを立ち上げました。
このレーベルの音源としては、チャーリー・パーカー(
契約上の問題でチャーリー・チャンと表記された)やディジー・ガレスピーと共演した『ジャズ・アット・マッセイ・ホール』が有名だが、ベースの音量が小さかったため、ミンガスがベースをオーバー・ダビングしたというエピソードがあります。

1956年、ジャズに物語的要素を持ち込んだ『直立猿人』を発表し、作曲家としてもバンド・リーダーとしても名声を高めました。
1959年には『ミンガス Ah Um』を発表は、差別主義者の白人を徹底的に皮肉った「フォーバス知事の寓話」や、後にジョニ・ミッチェルやジェフ・ベックがカヴァーした「グッドバイ・ポーク・パイ・ハット」を収録したミンガスの代表作の一つです。
1962年に『オー・ヤー』を発表し、ベースを弾かずにヴォーカルとピアノを担当し、新たな一面を見せました。その後、ミンガス自身によるピアノ・ソロ作品『ミンガス・プレイズ・ピアノ』も発表。
ミンガスのバンドには、ジョン・ハンディ、エリック・ドルフィー、ローランド・カーク等の強者プレイヤーが出入りしてきたようです。1962年には、穐吉敏子も一時的に在籍していました。
1960年代後半は活動が停滞するが、1970年代に入ると再び活動が活発化。晩年は、筋萎縮性側索硬化症で車椅子生活となり、ベースを弾けなくなったが、作曲・編曲活動は死の直前まで続けていたようです。

ミンガスの音楽のほとんどはハード・バップの感触を持ち、ゴスペルの大きな影響を受けていました。時に、サード・ストリーム・ジャズやフリー・ジャズなどもスペイン音楽の要素を取り入れることもありました。
デューク・エリントンを敬愛しており、しばしばデュークの後継者とされる。デュークが1962年に制作した『マネー・ジャングル』に、マックス・ローチと共に参加しました。
自分のリーダー・アルバムでも、「ムード・インディゴ」「Cジャム・ブルース」といったデュークの曲を取り上げています。

リーダー・アルバムとして、Pithecanthropus Erectus (1956)、The Clown (1957)、Tijuana Moods (1957)、Blues & Roots (1959)、Mingus Ah Um (1959)
、Mingus Dynasty (1959)、Charles Mingus Presents Charles Mingus (1960)、Oh Yeah (1962)、The Black Saint and the Sinner Lady (1963)、Mingus Mingus Mingus Mingus Mingus (1963)Mingus Plays Piano (1964)、Revenge! The Legendary Paris Concert (1964)、Let My Children Hear Music (1971)、Mingus Moves (1973)、Mingus At Carnegie Hall (1974)、Changes One (1974)、Changes Two (1974)、Cumbia And Jazz Fusion (1977)、Three or Four Shades of Blues (1977)、Me Myself An Eye (1978)、Something Like A Bird(1978)
がある。

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私がお奨めするロックの名盤( 第4弾 )

2011年02月08日 09時19分05秒 | ロック

ロックの分野で私がお薦めする第4弾として、Deep Purple (ディープ・ハープル) のLive In Japan '72 を紹介します。

5551タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。

Live In Japan '72  / ディープ・ハープル  / 1. Highway Star  2. Child In Time  3. Smoke On The Water  4. Mule (Drum Solo)    5. Strange Kind Of Woman  6. Lazy    7. Space Truckin    /  Ian Gillan(Vocals), Ritchie Blackmore(Guitar), Jon Lord (organ),  Roger Glover (Bass) , Ian Paice(Drums)
 
ロック史上に残るライヴ・アルバムの傑作として名高いアルバムです。後に多くのバンドが同じような日本でのライヴ・アルバムを発売する事になりますが、その先駆けとしても注目をあつめたアルバムです。 このライブが行われたことで、日本武道館も「音楽的聖地」の一つとして海外にまでその名を知らしめたと言われています。
この時期のディープ・パープルは第2期、いわゆる「黄金期」と言われるメンバーを擁し、バンドは十分な一体感を持っていたようです。それがこのライブ・アルバムの高い完成度につながったようで、メンバーの高いテンション、個々の見事なプレイが、絶妙なアンサンブルなどを生み出したと考えられています。

日本のレコード会社からの申し出により来日公演をレコーディングする事となったディープ・パープルだが、当初バンド側はライヴ・アルバムの制作には乗り気ではなく、その契約には以下のような特別な条項が盛り込まれていました。

1.日本のみでの発売に限る。演奏の状態が悪ければ発売しない。その権限はバンド側にある。
2.バンド側がテープを持ち帰りミックス・ダウンをする。
3.バンド側のスタッフが録音をする。
以上のような条件下で、日本製の録音機材を使ったレコーディングが開始されました。

日本盤のジャケットには日本武道館ステージ上部後方からアリーナ席全体を捉えるショットになっているが、実際は収録された7曲のうち4曲が大阪フェスティバルホール公演(延期後、大阪厚生年金会館に変更された。)の演奏を収録しています。後の1993年に発売された3日間の完全盤を聴くと、ライヴ・イン・ジャパンにはもっとも演奏状態の良いものが使われていることがわかります。

アメリカで本作はビルボード・チャートで最高6位まで上昇しプラチナディスクを獲得した。本国イギリスやヨーロッパ及び日本でも好評を博した。さらに、このアルバムから(私も所持していますが)シングルカットされた「スモーク・オン・ザ・ウォーター」も全米4位まで上昇しゴールドディスクを獲得、本作品の売り上げにも相乗効果をもたらしました。

40年近く前の音源にも関わらず、演奏や観客の歓声までを鮮明に聞き取ることができます。当初、バンドのメンバーは観客の歓声の録音は乗る気ではなかったが、後日持ち帰った録音テープを聴いたメンバーは、その出来の良さに驚愕したと伝えられています、また、輸入版としても各国に出回り、次期のスタジオ録音盤の発売が控えているにも関わらずレコード会社を説得して世界発売に、こぎつけたと言われています。なお、日本国外では Made in Japan に改題され、ジャケットも変更されて現在も発売されています。

LP初回プレス盤はオリジナルアルバムでもあったので、待ち望んで買いましたが、当時は少ないお小遣いで購入したことを、このアルバムを聴くと思い出されます。

絶頂期といってもいい第2期パープルが1972年8月、日本襲来!日本中のファンを狂喜させた初来日ステージでの演奏の模様を収録した名作ライヴ盤です。

 


私がお奨めする愛聴盤 第45弾(Jazz)

2011年02月03日 11時33分11秒 | JAZZ

私が所持しているアルバムの中から第45弾として、入門される方にお奨めする2枚 を選びました。

ドミノ/ Four Freshmen & 5 Trombones の順です。

6701  1681

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。

1.Domino  / Roland Kirk (ローランドカーク)  /  1. Domino  (03:11)  2. Meeting on Termini's Corner  (03:39)  3. Time  (03:11)  4 Lament  (03:37)    5. Stritch in Time  (05:04)  6. 3-In-1 Without the Oil  (02:32)  7. Get Out of Town  (04:47)  8. Rolando  (03:44)  9 I Believe in You  (04:24)    10. E.D.  (02:20)  11. Where Monk and Mingus Live/Let's Call This  (04:06)  12. Domino [Alternate Version]  (04:04)  13. I Didn't Know What Time It Was  (03:13) 14. I Didn't Know What Time It Was  (02:15)  15. I Didn't Know What Time It Was  (02:18)  16. Someone to Watch over Me [Breakdown Take][Excerpt]  (02:34)    17. Someone to Watch over Me  (03:35) 18. Termini's Corner  (02:32)  19. Termini's Corner [Breakdown Take][Excerpt]  (02:24)  20. Termini's Corner  (02:39)  21. Termini's Corner  (03:24)  22. When the Sun Comes Out  (02:38)  23. When the Sun Comes Out  (01:54)  24. When the Sun Comes Out  (02:41)    25. Time Races With Emit  (01:22) / Andrew Hill(Piano),  Henry Duncan(Drums),  Herbie Hancock(Piano),  Roland Kirk(Flute),  Rahsaan Roland Kirk(Flute),  Roland Kirk(Sax (Tenor)),  Rahsaan Roland Kirk(Sax (Tenor)),  Roland Kirk(Vocals),  Rahsaan Roland Kirk(Vocals),  Roy Haynes(Drums) 

カークは得意の多重奏法を駆使し、強力なリズムセクションのバックを得て生命力の溢れた即興演奏を繰り広げています。バラードにスインガーに個性を遺憾なく発揮しているアルバムです。ローランド・カーク初期の名盤。LP盤では全10曲ですが、本リリースは「Master Edition Series」のため紙ジャケット仕様での発売を紹介しています。

2  Four Freshmen & 5 Trombones /  Four Freshmen (フォーフレッシュメン) / 1. エンジェル・アイズ (MONO)  2. ラヴ・イズ・ジャスト・アラウンド・ザ・コーナー (MONO)   3. マムゼル (MONO)  4. スピーク・ロウ (MONO)  5. 雨の朝パリに死す (MONO)  6. サムバディ・ラヴズ・ミー (MONO)  7. ユー・ステップト・アウト・オブ・ア・ドリーム (MONO)   8. アイ・リメンバー・ユー (MONO)  9. ラヴ (MONO)  10. ラヴ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ(MONO)  11. ユー・メイド・ミー・ラヴ・ユー (MONO)  12. ギルティ (MONO)   / (tb)フランク・ロソリーノ、ハリー・ベッツ、ミルト・バーンハート、トミー・ペダ ーソン、ジョージ・ロバーツ (p)クロード・ウィリアムソン (g)バーニー・ケッセル (b)ジョー・モンドラゴン (dms)シェリー・マン

4人組の男性ジャズ・コーラス・グループ、フォー・フレッシュメンの最高傑作。ビーチ・ボーイズの原形とも言えるグループ4トロンボーン+4リズムというバック・バンドを得て、コーラスに徹する。クローズド・ハーモニーからオープン・ハーモニーまで、様々なコーラス・テクニックを駆使したパフォーマンスはまさにこのグループの独壇場であり、冒頭を飾る「エンジェル・アイズ」は抜群の内容。1956年にビルボードの総合アルバム・チャートの第6位にランクイン。フランク・ロソリーノなど、5人のトロンボーン奏者と共演。また、クロード・ウィリアムソン、バーニー・ケッセルなどの名手たちが参加。「エンジェル・アイズ」「スピーク・ロウ」など、有名ジャズ・スタンダードを歌ったジャズ・コーラスの代名詞的な大人気盤でもあります。スイングジャーナル誌でもゴールドディスクを獲得しており、彼らの最高傑作でもあります。