最近、なにげに美空ひばりがジャズを歌っているサイトを発見。聴いてみると、あの”ひばり”がと思わせるほど、スイングしているではないか。と言うより”うまい”と思った。うまいと言っても料理が上手いわけではない。歌謡界ではジャズを歌う人は数知れど、あまりうまいと思った事がなかった。
過去を調べてみると、実弟が起こした不祥事が原因で、実弟の使用拒否(現在のマネージャーとして)などで、バッシングが起こりマスコミにも大きく取り上げられた。それから、相次ぐ肉親の死も重なり、しばらく日本を離れ、米国に滞在していたようだ。NHKの紅白歌合戦も十年間に渡り出演を拒否していた時期があった。推測にすぎないが、この頃に米語を身につけたのかも知れない。ひばりが若かりし日の頃、映画音楽、ジャズのレコードに録音していた事がある。これは意外だった。銀幕のスターから昭和の歌謡界のスターの階段を駆け上り、歌謡界の女王としての強い印象がある事は皆さんもご存知かと思います。
生前の頃には、三人娘の江利チエミ、雪村いずみもジャズ・シンガーでした。以前、歌謡番組で生前の江利チエミ、雪村いずみと三人で、ジャズのレパートリーを披露した事もあった。また、雪村いずみと歌っていた事もあった。当時は興味は薄かったので、あまり歌のうまさは理解できなかった。
あらためて耳を傾けると、シンガーとしての”ひばり”は天才なのかも知れない。
動画の順は、スター・ダスト、慕情、Cry me a River、バラ色の人生、恋人よ我に帰れです。聴いてみて下さい。
美空 ひばり(みそら ひばり)のプロフィール
本名は加藤 和枝(かとう かずえ)、愛称は御嬢(おじょう)で知られる。身長147cm。
1937年(昭和12年)5月29日 - 1989年(平成元年)6月24日)は、日本の歌手、女優。昭和の歌謡界を代表する歌手・女優の一人。横浜市磯子区滝頭出身。女性として初の国民栄誉賞を受賞した。