年金暮らしの自由人

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私がお奨めする愛聴盤 第49弾(Jazz)

2011年05月30日 22時33分27秒 | JAZZ

私が所持しているアルバムの中から第49弾として、入門される方にお奨めする2枚を選びました。

Pen Of Quincy  / After Hours の順です。

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タイトル/アーティスト名 /アルバムデータ /ミニレビュー の順です。

1. Pen Of Quincy  / Sonny Stitt (ソニースティット)  /  1. マイ・ファニー・ヴァレンタイン (MONO)  2. ソニーズ・バニー(MONO)  3. 降っても晴れても (MONO)  4. ラヴ・ウォークト・イン (MONO)  5. イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ (MONO)  6. クインス (MONO)  7. スターダスト (MONO)  8. ラヴァーマン(MONO)  /   (as)ソニー・スティット、(tp)サド・ジョーンズ、(tb)J.J.ジョンソン、(p)ハンク・ジョーンズ、(g)フレディ・グリーン、(b)オスカー・ペティフォード、(dms)フィリー・ジョー・ジョーンズ 他  (録音:1955-9、10)

スイングジャーナル誌選定ゴールドディスクにも選定されている、言わずと知れたソニー・ステットの最高傑作と言われ、ジャズの名盤でもあります。クインシー・ジョーンズによるジャズ・アレンジを楽しめるソニー・スティットの人気盤。いまをときめく名プロデューサーのクインシー・ジョーンズが、素晴らしい編曲をスティットに提供して録音した1枚。オーケストラとは言っても11人編成の小編成オーケストラで、それでいてフル・バンド以上に厚みのあるサウンドを演出させているところがクインシーの手腕と思います。スティットは彼の好アレンジを得て、バラードを中心に演奏していきます。とくに「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」が素晴らしいと思います。

2.After Hours / Sarah Vaughan (サラヴォーン) /  1. マイ・フェイヴァリット・シングス  2. エヴリ・タイム・ウィ・セイ・グッドバイ  3. ワンダー・ホワイ    4. イージー・トゥ・ラヴ  5. ソフィスティケイテッド・レディ  6. グレイト・デイ  7. イル・ウィンド  8. イフ・ラヴ・イズ・グッド・トゥ・ミー    9 イン・ア・センチメンタル・ムード  / (Vo)サラ・ヴォーン、(g)マンデル・ロウ、(b)ジョージ・デュヴィヴィエ

“ジャズ・ヴォーカルの女王”サラ・ヴォーンが全盛時代に残した代表作です。モダン・ジャズ・ヴォーカルの歌唱スタイルを確立したサラ・ヴォーンの30代半ばの名曲名唱集です。ここではギターのマンデル・ロウ、ベースのジョージ・デュヴィヴィエのみのシンプルな伴奏を得て、円熟の境に差し掛かるディープなヴォーカルを聴かせています。「マイ・フェイヴァリット・シングス」は、ジョン・コルトレーンがちょうど取りあげ始めた頃の録音です。 (HMV レビューより)


ロックの殿堂 第9弾 ( Deep Purple )

2011年05月04日 23時21分20秒 | ロック

私が好きなロックの分野でプレーヤー及びアーチストを紹介するコーナーです。

ディープ・パープル(Deep Purple )は1968年にイギリスで結成されたハードロックバンド。ヴォーカル/ギター/ベース/キーボード(特にハモンド・オルガン)/ドラムスという構成で、マイナー・コードと爆音の様なサウンドを使った。
音楽性としては、クラシック音楽の導入が特徴とされています。とりわけ国民楽派以降のそれに多大な影響を受けていて、和声進行(ハーモニックマイナースケール)を楽式に導入しています。代表曲である「ハイウェイ・スター」と「紫の炎」の間奏部分はバッハのコード進行を引用したものであるとリッチー・ブラックモアは語っています。
また、リッチー・ブラックモアによるギターの速弾き、印象的なリフは非常に有名で、速弾きの元祖とも言われています。特に「ハイウェイ・スター」や「紫の炎」などに見られる速弾きのテクニックは、その後の多くのギタリストに影響を与えました。また、「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のリフは彼らの楽曲の中ではもっとも有名な楽曲となり、TVやCMでそのリフが多用され、ロック・スターを夢見る多くのアマチュア・ミュージシャンに多大の影響を与えています。ストラトキャスター、もしくはそのコピー・モデルを手に入れて、まず「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のリフを弾くギター・キッズは今も多いようです。他にも「ブラック・ナイト」のリフが有名です。
1976年に一度解散したが、1984年に再結成し、2007年1月現在に至るまで10回のメンバーチェンジを行いながらも、現役として活動を続けています。

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本バンドの前身となったのは、サーチャーズ (The Searchers)でドラムスとヴォーカルを担当していたクリス・カーティス (Chris Curtis) が結成を企図したラウンドアバウトというバンドと言われています。その後、メンバーの人選は難航したがジョン・ロードに続いて、リッチ・ブラックモア、ニック・シンパー、ロッド・エヴァンス、イアン・ペイスに改選されデープ・パープルが結成されました。

第1期時代 (1968年?1969年)はジョン・ロード(Jon Lord, キーボード)、リッチー・ブラックモア(Ritchie Blackmore, ギター)、イアン・ペイス(Ian Paice, ドラムス)、ニック・シンパー(Nick Simper, ベース)、ロッド・エヴァンス(Rod Evans, ボーカル)で構成。1968年5月、デビュー・アルバムの『ハッシュ』が発売され、6月には、ジョー・サウス (Joe South) の曲をカバーした「ハッシュ(Hush) 」がシングル・カットして発売。このシングルは9月のビルボード誌でシングル・チャート第4位を記録するヒットとなり、新人バンドとしては異例と言われる順調なスタートを切った。
翌1969年3月までアメリカ・ツアーが行われ、『詩人タリエシンの世界』からもケンタッキー・ウーマンがシングル・カットされて38位まで上昇、アルバム自体も40位まで上昇した。

第2期時代 (1969年?1973年)はジョン・ロード、リッチー・ブラックモア、イアン・ペイス、ロジャー・グローヴァー(Roger Glover, ベース)イアン・ギラン(Ian Gillan, ボーカル)で構成。1969年9月24日、ロード自身が作曲したコンチェルトを、ディープ・パープルとロイヤル・フィル・ハーモニック・オーケストラ とで演奏し、その演奏をライブ録音したアルバム『ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ』が12月にリリースされた。このアルバムは翌年のメロディー・メーカー誌のアルバム人気投票で9位に選ばれる。
1970年にはイギリス本国で6月20日に、『ディープ・パープル・イン・ロック』を発売。このアルバムはイギリスチャート4位に入り、さらにプロモーション用にレコーディングしたシングル曲の「ブラック・ナイト」がイギリスで2位を獲得した(ただしアメリカでは両方ともさっぱり売れなかった。日本ではこの曲がラジオでヒットし、新しいハードロックバンドとして人気を集めるようになり、21世紀の今でもテレビコマーシャルに使われるほど親しまれています。

1971年9月、ハード・ロック・アルバムとしては第2弾となる『ファイアボール』 が発売され、全英で1位を獲得しました。1971年12月には、「スモーク・オン・ザ・ウォーター」が誕生し、この曲も含めて、12月6日から21日までに、宿泊していたホテルの廊下で録音された事でも有名な『マシン・ヘッド』が完成。翌年2月にアメリカで、イギリスでは3月に、ヨーロッパ各国や日本でも順次発売されてヒットを記録しました。
1972年8月には日本来日を果たし、15/16日に大阪フェスティバルホール(延期後、大阪厚生年金会館に変更)で、17日には日本武道館でコンサートが開催されました。
この日本公演を録音した『ライヴ・イン・ジャパン』は12月に日本限定で発売されたが、その出来の良さが気に入られ、海外でも『メイド・イン・ジャパン』というタイトルでリリースされ、プラチナディスクを獲得しています。このアルバムからシングルカットされた「スモーク・オン・ザ・ウォーター」がアメリカで大ヒット(4位)を記録し、ようやくバンドはアメリカでもブレイクした。その後、『紫の肖像』が発売されたが、このアルバムの頃、過酷なスケジュールと方向性の違いからバンド内は雰囲気が悪くなり第2期時代は終りとなった。

第3期時代 (1973年?1975年)はジョン・ロード、リッチー・ブラックモア、イアン・ペイス、グレン・ヒューズ(Glenn Hughes, ベース&コーラス)デイヴィッド・カヴァデール(David Coverdale, ボーカル)で構成。
ヴォーカリストは一般から募集する事になり、4000人以上ともいわれる応募者の中から、当時はまったく無名だったデイヴィッド・カヴァデールが選ばれ、
第3期ディープ・パープルがスタート。
1974年2月、このメンバーによる初のアルバム『紫の炎』が発売。1974年の8月に制作が開始された『嵐の使者』が発売。

第4期時代 (1975年?1976年) ジョン・ロード、トミー・ボーリン(Tommy Bolin, ギター/コーラス)、イアン・ペイス、グレン・ヒューズデイヴィッド・カヴァデールで構成。
1975年10月、アルバム『カム・テイスト・ザ・バンド』が発表。その後、バンド内の方向性の違いにより、自然的に空中分解しました。

再結成以降(1984年?) 第5期時代(再結成第2期) (1984年4月?1989年5月)ジョン・ロード、リッチー・ブラックモア、イアン・ペイス、ロジャー・グローヴァー、イアン・ギランで構成。約8年間のブランクを経た1984年、ディープ・パープルは「黄金期」いわれる第2期のメンバーで再結成。この時期、世界的なヘヴィメタル・ブームが起こっており、その中でディープ・パープルはその元祖として歓迎されました。
1984年11月、再結成アルバム第一作『パーフェクト・ストレンジャーズ』(Perfect Strangers)がリリース。内容的にも評判がよいアルバムで、更に1987年に『ハウス・オブ・ブルー・ライト』(The House of Blue Light)、1988年にはライブ・アルバム『ノーバディズ・パーフェクト』(Nobody's Perfect)をリリースし、数年に渡って順調に活動が続いていました。

第6期時代 (1989年12月?1992年8月) ジョン・ロード、リッチー・ブラックモア、イアン・ペイス、ロジャー・グローヴァー、ジョー・リン・ターナー(Joe Lynn Turner, ヴォーカルで構成。
ここでまたメンバー間の不仲が起き、イアン・ギランが脱退。代わりに元レインボーのジョー・リン・ターナーが加入。彼を迎えたアルバム『スレイブス・アンド・マスターズ』(Slaves & Masters)は現代的なハード・ロックアルバムとして安心して聴ける佳作に仕上がったと評価されました。

第7期時代(再々結成第2期) (1992年8月?1993年11月) ジョン・ロード、リッチー・ブラックモア、イアン・ペイス、ロジャー・グローヴァーイアン・ギランで構成。
ジョー・リン・ターナーが脱退(ジョーと他のメンバーの間に確執が起こった)。後任のシンガー探しに紆余曲折あったが、バンド結成25周年の名目でイアン・ギランが復帰。イアン・ギランとロジャー・グローヴァーが歌メロと歌詞を無理やり書き直し、1993年7月に『紫の聖戦』(The Battle Rages On) をリリースする。
この段階でリッチー・ブラックモアとイアン・ギランの不仲は決定的になったと伝えられており、来日公演が翌月に迫っていた11月、リッチー・ブラックモアが脱退。

第7.5期時代 (1993年12月?1994年7月) ジョン・ロード、ジョー・サトリアーニ(Joe Satriani,ギター)、イアン・ペイス、ロジャー・グローヴァーイアン・ギランで構成。
リッチー・ブラックモアが脱退した代わりにジョー・サトリアーニが正式な後任が見つかるまでのツアーサポートとして参加。

第8期時代 (1994年11月?2002年2月) ジョン・ロード、スティーヴ・モーズ(Steve Morse, ギター)、イアン・ペイス、ロジャー・グローヴァーイアン・ギランで構成。
ソロ活動やディキシー・ドレッグス、カンサスなどで高い評価を得ていたスティーヴ・モーズが、ディープ・パープル以外の活動を認めるという条件で加入。
1996年2月には『紫の証』(Purpendicular)を、さらに1998年6月には『アバンダン』(Abandon)を発表。

第9期時代 (2002年3月?現在(2011年1月)) ドン・エイリー(Don Airey, キーボード)、スティーヴ・モーズ、イアン・ペイス、ロジャー・グローヴァーイアン・ギランで構成。

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スタジオ・アルバムは ハッシュ | 詩人タリエシンの世界 | ディープ・パープル III | イン・ロック | ファイアボール | マシン・ヘッド | 紫の肖像 | 紫の炎 | 嵐の使者 | カム・テイスト・ザ・バンド | パーフェクト・ストレンジャーズ | ハウス・オブ・ブルー・ライト | スレイヴス・アンド・マスターズ | 紫の聖戦 | 紫の証 | アバンダン | バナナズ | ラプチャー・オブ・ザ・ディープ。ライヴ・アルバムはディープ・パープル・アンド・ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ | ライヴ・イン・ジャパン | メイド・イン・ヨーロッパ | ラスト・コンサート・イン・ジャパン | ノーバディーズ・パーフェクト 。代表作は「ブラック・ナイト」「ハイウェイ・スター」「スモーク・オン・ザ・ウォーター」「紫の炎」など。(ウィキペディア フリー百科事典抜粋による)