年金暮らしの自由人

サブタイトル:自然とお酒と音楽と
私の趣味や出来事を書き込んで行こうと思っています。

変形性膝関節症について(最終回)

2010年02月20日 14時11分13秒 | 健康・病気

前回は、大腿四頭筋の訓練の第一段階について述べました。
不足した事項を述べます。
2.横上げ体操
3.ボール体操
4.膝伸ばし体操でした。

重度の人と軽度の人では差があります。勿論、年齢によっても違います。
重度の人は、先ず負荷(重り等)なしで、行って下さい。個人差がありますので、最初は少ない回数で始めても良いです、だんだん回数を増し、20回まで出来る様になってから、次に負荷をつけて20回まで出来るように根気よく続けて下さい。問題なく続けられるようでしたなら第2段階に進んで下さい。
注意する事は左右の足の回数は同じにする事です。
大腿四頭筋は最初は締りのない筋肉となっていますが、次第に硬さが増して来ますし、腫れ上がった膝は、次第に、腫れがなくなり、スリムになって来ます。腫れが引く時期には痛みも少なくなって来ると思います。
磨り減った軟骨は再生できませんので、なるべく歩行時は杖を使って足に負担をかけないようにしましょう。
又、膝を冷やさない事と捻らない様に心がけましょう。

大腿四頭筋の訓練
毎日、朝昼夜の3回(3セット)行ってください。痛みが、酷いようでしたなら、焦らず休んで下さい。
体と相談しながら、決して辞めないで続ける事が重要です。

第ニ段階(画像をクリックしてみて下さい。拡大します)
5.足の上下体操(重度の場合にお薦めです)
  軽度の場合は足に負荷をかけた方が効果的です。足に重りをつける、又はストッキングを輪にして支える足と動かす足に掛けて上下運動しても効果的です。
6.5と同じように椅子を使用して、両足を揃えて横上げ体操
7.5と同じように椅子を使用して、ボール体操

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変形性膝関節症について(第2弾)

2010年02月19日 09時26分46秒 | 健康・病気

前回は、変形性膝関節症についての発生メカニズムと日常生活における注意点について述べました。中高年になると訴えで多いのが、「膝が痛い」「膝が曲がりにくい」に見舞われたら、我慢しないで、まず病院に行って診断してもらう事が重要です。                                              
母も、昨年の暮れごろ急に歩けなくなり、日常生活に支障をきたす様になってしまいました。一人ではトイレや食事も出来なくなってしまいました。我慢する必要はありません。痛みが発生した場合は杖を使用する事をお薦めします。

大腿四頭筋の訓練
毎日、朝昼夜の3回(3セット)行って下さい。痛みが、あるようでしたなら、焦らず休んで下さい。体と相談しながら、決して辞めないで続ける事が重要です。

第一段階(画像をクリックして見て下さい、拡大されます)
1.脚上げ体操(重度の場合にお薦めです)
  軽度の場合は足に負荷をかけた方が効果があります。足に重りをつける、又はストッキングを輪にして支える足と動かす足に掛けて上下運動しても効果があります。

 

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変形性膝関節症について

2010年02月18日 11時33分37秒 | 健康・病気

正面から見た膝のしくみ【膝蓋骨(膝のお皿)を除いた状態 】1                                                          

60歳以上の方の4割に症状が現れ、加齢によって関節液に含まれるヒアルロン酸が減少し、膝を保護する間接液がなくなり、やがて軟骨同士がこすれあって炎症を起こし、痛みを起こすことになる。
こうして起こるのが「変形性膝関節症」です。この病気は女性の方に起こりやすいそうです。
女性がなりやすいのは、男性よりも筋力が弱いためと考えられています。
また、肥満やO脚なども膝関節に負担をかける事になります。私の母も既に変形性膝関節症になっていました。
大腿四頭筋は次第に衰えると膝の痛みが発生する。痛みが発生すると痛い足の方を庇ってしまう。その悪循環により、次第に膝の靭帯が伸びきったゴムのようになってしまう。
伸びた靭帯は意思通りに足、膝の動きにうまく伝わらないため歩行が困難になるようです。
全く歩けなかった母でしたが、大腿四頭筋の訓練による筋力強化を行うことで、
現在は一人で歩けるようになりました。

変形性膝関節症の方は次の事に注意して下さい。                                                                                    1.体を温める。特に膝を冷やすと痛みが増します。                                                                                                  
2.重いものは持たない
3.長時間立っていない:台所などでの長時間立位は休憩を入れる。椅子などに腰掛ける。                                   4
長い時間の歩行はしない。特に階段の下り、長い下り道は避ける。
5.長時間正座しない:坐位から立位時には、いきなり立たない、すこし膝の運動してから立つ
6.寒冷:痛みは寒冷時に増強する。梅雨時、クーラー、冬期などは、長時間寒冷にさらされないように

次回は大腿四頭筋の訓練方法を掲示しますので、ご参考にして下さい。