Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

今日のレッスンから

2010年01月20日 23時31分32秒 | Weblog
今日はレッスンにある生徒さんが、自宅近くにドイツパン屋さんができたと、パンの差し入れをしてくれました。いつもいろいろな生徒さんの、差し入れで生き延びています。

で、そのレッスン。今日は全員にこの話をしました。この前も他の人にしたので、もうかれこれ10回くらいしてます。

実は、この前某国営放送で、あるクラシックの歌曲を聞きました。いい声だなと思ったのですが、いつまでたっても全く歌詞が聞こえない。とっても有名な曲なんです。で、私も良く知っている。なので、少々下手でも歌詞は聞こえないとおかしい。なのに聞こえない。なにか言ってるし、ドイツ語特有のシュトみたいなところだけ聞こえる。

あとで調べてみたら、知らない人だったけど、とっても有名な劇場で歌ったり、有名な指揮者と共演したり、海外で歌っているような、すごい履歴をお持ちの日本人のお方。

でも一言も聞こえない。それを、この作品の見本ですというような形で流れていたモンですから、びっくりしました。

で、今日のレッスン。この前シュリッテに来た人も、10年いる人も、言っていることはいつも同じ。正しいドイツ語。正しく聞こえるドイツ語。正しい表現のできるドイツ語。ブログで例を書くのは難しいからしないけど、「涙」の「な」と、「夏」の「な」と「なっとう」の「な」は全部違う「な」でしょ?ドイツ語にもそういうのいっぱいあるんです。

今日のレッスンは、みんな声の出ない、ボリュームもないおばさんたちばかりだけど、ドイツ語も、表現に対する真摯な態度も、がんばる姿も本物です。

でも、迷います。何が基準だったんだろうって。何をもってよしとするんだろうって。
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近鉄時間

2010年01月20日 00時08分54秒 | Weblog
仕事終って家についたら、明日でした。ふぅ。

さて、よくイタリア時間とか、○○時間といいますが、だいたいゆっくりモードの遅れてくる人たちのことを指すんですよね。

で、近鉄電車。西大寺がJRで言う所の尼崎のような感じで、同じ線路なのに難波方面だったり、京都方面だったり、はたまた特急が止まったり・・・。
なので、大抵いつも遅れてます。

最近よく近鉄を使うので、観察してますと、まあまあちゃんと到着したなぁと思うときでも、例えば33分と時刻表に書いてあれば、33分に電車が来るんです。で、出発するのが、それより後の34分とか、34分ちょいすぎとか。

もしかしたら近鉄さんの時刻表の考え方が、33分は「到着時間」かもしれませんが、京阪で育った私には、そんなに遅れてくるのはJR意外考えられなかったので、私鉄5社に名を連ねている近鉄さんがいつもほんのちょっと遅れてくるのはアンビリーバブルでございます。

でも、そのおかげで、乗れないはずの電車に乗れる時も多いのですが・・・。

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