できるからやるらしいです

割と最近、どこかのテレビか、本屋の立ち読みで、
「子供は、自分ができるかどうかちゃんとみて、判断してからチャレンジするらしい。」というのを見た。
つまり、2歳は、2歳の自分ができることにのみ、果敢に挑戦するらしい。
もちろん、最初はお兄ちゃんのようには飛べず、落っこちたり、こけたりするんだけど、
何度もやればできるというのがわかっているからやるんだそう。

なので、「自分は、まだできない」という課題に関しては、
じっとみているだけだったり、知らん顔するらしい。
つまり、何をやっているのかもわからない状態なのかな？

で、今日。
たいちくんに「なぞなぞようちえん」本をプレゼントした。
最初からワタルの機嫌がすこぶる悪い。
「じゃぁ、ワタルくんに問題です！」と言うだけで
怒って向こうを向く。

おもちゃで音が出るやつとか、本でも一緒に見て面白いものは、すぐ寄ってくるのだけど、
「なぞなぞ」が、会話でもなく、お話でもなく、なにを読んで話しているのかわからないから、
自分は無理と決め込んでいるようでした。

たいちもなぞなぞは初めてですが、
字が読めるので、２～３問一緒にやれば、すぐにおもしろい物だと
わかったらしく、ずっと問題出していましたが、
ワタルは最後までNGでした。

歌でも、新しい歌に挑戦するときって、
楽譜を見たり、CD聞いたりして、「これならいけるなぁ」と思うものしか
手を出さないし、たとえ、名曲でも、自分の喉が「この音域で、このフレーズならいけそう」と
思うものしか、やりたいと思わないのです。

ウィーン時代、
先生が宗教曲のCDを聞かせ、「これ○○と○○さんはやりたいでしょう？」と言った。
まさしくその通り。彼女たちの声は、その曲にぴったりの声。
普段もそんな感じのものに手を出していた。
私も歌えない音域ではないが、♪の動き方が気に入らない。
喉が上手く反応しなかったのだ。

どっちかというと、脳味噌より、筋肉だったり、身体の機関だったり、
そんなところができるかどうか判断しているのでは？と思えるくらいです。

結論。つまり、ということは、
人間が少なからずも挑戦していることというのは、
いつか必ずできるかも？とわかっているからだという結論はどうでしょう？

バンジージャンプや、庭いじりには、まったく筋肉も脳も動かないので、
きっとできないんだと思います。

でも、「なんかできそう、できるかも」と思っていて、
まだ手をだしていない物が、まだいくつかあるので、
それは、もしかしたらできるかも？いや、身体はできるとわかっている！
そう、信じて、近いうちにチャレンジしたいと思います。

イオンにこんなトリックアートが来ていました。