Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

今日も稽古

2012年03月05日 22時56分01秒 | Weblog
きょうもピアニストさんと合わせでした。

やりたいことはわかっているんだけど、身体が反応しない。
昨日とは打って変わって、声が聞こえる場所が違う。
そんなストレスと闘いながらの稽古でした。
最近は、日本語歌っているより、
ドイツ語歌っている方が歌いやすく感じるくらいです。

で、その後ドイツ語を教えに行ったのですが、
今、上のクラスでは、ネットから取り込んだ、
ドイツの子供新聞などの記事を教材にしたりしています。
簡単な教材でいろいろな分野の単語を読むのはある時期大切だと思います。
だって、こんなにしゃべれるようになったのに,
ちょっとした単語がわからないことって多いんです。
その原因は乱読していないから。

例えばね、電車(Der Zug)は言えるけど、貨物列車は言えますか?
日本語だと、3歳くらいで、「あっ、京阪電車!ジェイアールや!向こうから貨物列車来たで~!」って
言ってるんですけど、ドイツ語で貨物列車出てこないんですよ。教科書に。
なので、列車はすぐに覚えるんだけど、貨物はなかなか覚えない。
そんな単語がたくさんあります。果物や野菜でも、メジャーなのに言えないものがあったり。
だから、いろいろな場所のドイツ語が必要になる時期ってあるんですよね。
そんなこんなで、子供新聞。助かってます。

で、今日の題材は「アウグスト・エンゲルハルト」という100年くらい前のドイツ人のお話。
実在の人物なんですが、パプアミューギニアの小さな島を購入し、
そこで、衣服を着けず、ココナッツだけを食べてくらしたという、
そして、ココナッツが万病にきく、それだけで生きていけるものなのだと信じて、
友人知人を招き、ある宗教団体のような力を持ったのだけど、
結果、友人を亡くし、ほとんどの人はドイツへ帰国し、
自分自身も40歳そこそこで死んでしまったという男性の話。

ちゃんと写真まで残っているんですよ。
生徒さんとも、「どこからココナッツが聖なる食べ物だと思ったんでしょうね?」と
話をしたくらいですが、本当にどういう根拠でそんなところへ暴走してしまったんでしょうね。

遠い国、違う時代にいる私たちには面白い記事でした。

その後、他のメンバーとの合わせが終わったピアニストさん、ご主人、
同じ出演者のたまみお姉さんと4人で、押熊の王将へ。
人生で3回目の王将の中でのご飯。
餃子と唐揚げとホウコウローと八宝菜と海老の天ぷら。
美味しかったです!(写真を撮るのは思いつきもしなかった)
今日の稽古でたまっていたストレス取れました。
明日もしっかり練習して、金曜日にちょっとでもいい状態で歌えるようにしたいと思います!

明日は、王将のニンニクパワーでバッチリです?


コメント
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