春だと思って、薄着というか、ダウンをやめてジャケットにしていたのですが、
なんだか昨日も熱っぽく、だるく・・・「歌い方間違ってる？？？？？」なんて思っていたのですが、
今日、もう一度ダウンに戻しました。
そうしたら、身体がほかほかして、いい感じで練習もできたし、だるいのも少しマシになりました。
冷えてましたね。
その後、近所でマッサージにも行って、もう少し楽になりました。今晩は暖かいものを食べるようにしましょう。
明日は、ピアニストT君ともう一度ワーグナーの合わせです。
どんだけ練習しても、妖艶な歌にはならないのです～。
今回私が歌う「ヴェーゼンドンク歌曲集」というのは、女性が書いた詩なんですが、その女性の名前がマティルデ・ヴェーゼンドンクなんですね。
彼女の旦那が、ワーグナーを支援していた。そして奥さんはワーグナーと恋に落ちた・・・でもって、ワーグナーの奥さんは激怒した・・・そんな感じです。
ただ、恋をしただけではなく、ワーグナーの芸術的なものをかきたてたと、ウィキなどには書いてありますので、そういうことなんでしょう。（他人の恋愛までわかりません！）
どの詩も、そこここに、「つらさ」があります。
むくわれないつらさかなぁ・・・なんて思いながら歌っています。
それを天使が取り去ってくれたり、喜びと痛みがセットなら喜んで感謝しましょうとか、夢が花開いてあなたの胸で燃えつき、穴へ落ちる（私は地獄か墓だと思ってますが・・・）くらいの、報われない恋をしたのでしょう。
う～ん、今この時期、この内容は難しい・・・。
想像力かきたてて、がんばりますが、盛り上がっては盛り下がり、盛り上がっては盛り下がる・・・の繰り返し、神経も身体も持ちません。ドイツ人「肉食ってる。」というのを、毎日実感してます。ふぅ・・・
私なりの、ワーグナーそして、ヴェーゼンドンク、歌いたいと思います。
