私のチラシを偶然みてコンサートに来ていただいた方から、
メールでコンサートの感想をいただきました。
シューマンの「女の愛と生涯」がお好きで、CDやレコードを何度も聞いておられる方が、
なぜか実際のコンサートで聴く機会には恵まれず、
今回私のチラシをみて、ぜひと思っていただいたようです。
しかし、その大好きなシューマンの「女の愛と生涯」の初めての生演奏が私でよかったのか?
と、ちょっとタジタジしてしまいますが、
それでも、喜んでいただいているのが、メールからたくさん伝わってきました。
ありがとうございました。
声楽を始めてから、ずっと、客席にいらっしゃるお客様に喜んでもらいたいという気持ちだけで
歌ってきましたが、どうしても、そこに気持ちを100向けてしまうと、上手くいかない大きな壁があり
今年になって、「自分のために歌う」と考えを変えました。
そしたら、不思議にたくさんの方に喜んでいただけました。
自分の音楽に集中し、自分のやりたいことをやる。
もしかしたら、お客様の顔色を気にして歌うよりも、音楽だけに集中する方が
客席いいらっしゃる皆さんに、渡せるものが多いのかもしれませんね。
すでに録画も全部見て、あちらこちらで落ち込む所多数ですが、
それでも、次の演奏会に向けて、また練習。それが楽しみな今です。