今日は「ラジオ聞きました」って、オーストラリアからメールもらいました。うれしいですね。
さて、初のウィーン歌曲講座の準備をしていますが、やっとドイツ語の本を読み終わりそうです。
この本は、「ウィーン我が夢の街」を作曲したジーツィンスキーが書いた本です。
タイトルは「ウィーンの歌・ウィーンのワイン・ウィーンの言葉」ですが、
今回はそのうち、ウィーンの歌80ページを目標に、昨年末から読み進めてきました。
最初は難しくて、ウィーン訛りの単語は辞書にものっていないし、
歴史上の人物も知らない人ばっかりだし、とにかく2行ほど進むのに何時間もかかったりしました。
「あ~きっと80ページは無理だなぁ。この調子だと60ページもいけないかもなぁ」と、思った時もありました。
ところがです。なにかで読んだ。
「これは難しいから2時間かかる、って誰が決めたんでしょう。」って。
そう、過去の、できの悪い自分の感覚が決めているんですね。
なので、「80ページ余裕で読み終わる」に変更しました。
そしたら、あと5ページ。この週末には読み終わりそうです。
急に賢くなったわけじゃないですよ。作業速度は変わりません。
何が変わったか。種明かしをすると、
読み終わると決めた私は、5分あれば辞書を引くのです。
5分あったら単語一つ引けるぞ!って思うようになるんです。不思議です。
おかげで、どんどん前倒しになり、やっとめどが立ちました。
今回、この本のおかげで、いままでほったらかしにしていた、音楽史、オーストリアの歴史などの
歴史を勉強することになりました。
なんだか、あのジーツィンスキーが、
「君ねぇ、ウィーン歌曲するんだったら、最低これくらいは勉強してよね。」って
いってるような気がしてなりません。いや、ほんと。