昨日、エリザベート・ノルベルクシュルツ先生のワークショップに参加してきました。
先生は私がウィーン国立歌劇場で観たパミーナの中で、一番すてきだったパミーナで、憧れの存在。
とにかく会えるだけでいいわと思って行ってきました。
若い学生から、70歳代と思われる方まで、いろいろな人が参加していました。
先生は体の解剖図巻の絵などを示しながら、4時間を公式に、
そして終わった後、その後のお食事会でもずっと、いろいろな人の質問に答えたり、
声の解説をして、すごいパワーと思ったら、
他の日はレッスンで毎日10人を教えていて、それが合計で6日間あると。
今年で60歳といってらしたので、本当にすごいパワーです。
今回のワークショップという声楽のレッスン以外の講座は、主催の方にしても初めての試みだそうで、
いろいろな声に対する疑問や、本当はどこが正しいのか?というところが
ほぼ明らかになる講座で、30年前の私たちを指導してきた世代にまかりとおっていた、
「声は小指の先で共鳴させる」とか←これはもうずいぶん前に絶対違うとわかったが
「鼻で響かせる」←今回の講座で違うと判明
「頭の後ろに響きを回して」←今回の講座で、意味が違うと判明
など、いろいろな疑問が解けました。
また、日ごろから自分の中で疑問に思っていたことも、「そういうことか」と大きな発見があり、
それは、までできないけど、これから研究します。
お食事会で直接ドイツ語でお話して、国立歌劇場裏話を教えていただいたり、
フェイスブックでお友達申請させてもらい、機会を作ってイタリアに会いに行く約束をしたり、
思い切って会いに行ってよかったです。