Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

エリザベート・ノルベルクシュルツ先生のワークショップ

2019年03月20日 10時13分19秒 | Weblog

昨日、エリザベート・ノルベルクシュルツ先生のワークショップに参加してきました。

先生は私がウィーン国立歌劇場で観たパミーナの中で、一番すてきだったパミーナで、憧れの存在。

とにかく会えるだけでいいわと思って行ってきました。

若い学生から、70歳代と思われる方まで、いろいろな人が参加していました。

先生は体の解剖図巻の絵などを示しながら、4時間を公式に、

そして終わった後、その後のお食事会でもずっと、いろいろな人の質問に答えたり、

声の解説をして、すごいパワーと思ったら、

他の日はレッスンで毎日10人を教えていて、それが合計で6日間あると。

今年で60歳といってらしたので、本当にすごいパワーです。

今回のワークショップという声楽のレッスン以外の講座は、主催の方にしても初めての試みだそうで、

いろいろな声に対する疑問や、本当はどこが正しいのか?というところが

ほぼ明らかになる講座で、30年前の私たちを指導してきた世代にまかりとおっていた、

「声は小指の先で共鳴させる」とか←これはもうずいぶん前に絶対違うとわかったが

「鼻で響かせる」←今回の講座で違うと判明

「頭の後ろに響きを回して」←今回の講座で、意味が違うと判明

など、いろいろな疑問が解けました。

また、日ごろから自分の中で疑問に思っていたことも、「そういうことか」と大きな発見があり、

それは、までできないけど、これから研究します。

お食事会で直接ドイツ語でお話して、国立歌劇場裏話を教えていただいたり、

フェイスブックでお友達申請させてもらい、機会を作ってイタリアに会いに行く約束をしたり、

思い切って会いに行ってよかったです。

コメント
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