今日は100歳と90歳のおふたりのおじさまのコンサートを聞きに、早稲田教会へ行ってきました。
最初はあまり期待していなかったのですが、とんでもない!
ちゃんとコンサートとして成立しているのです。
それぞれが、ヴァイオリンのソロあり、デュオあり、そして歌のソロまで!
トークもちゃんとオチがあり、笑いあり、感動ありのコンサート。
これはすごい!すごいです。
後で聞けば台本などないらしいです。なのにこのトーク力すごいです。
2時間、ゲストのオルガン演奏の時も、ちゃんと客席や舞台で聞かれて、ご本人たちに休憩がない。
ピアニストのソロ曲も、ちゃんと聞いておられて、あとで解説までしてくださる。
次に自分がなにを演奏するのか思い出せないこともありましたが、
ドンジョバンニのセレナーデをラララと歌い始めた時はびっくりしましたが、
終わるころには「この曲はこのラララが歌詞だな」と確信するくらい、音楽が素敵でした。
私の知らないシュトルツのワルツなんてのもあって、
そして、そのワルツが色っぽい!
100歳になってなお、施設などに訪問演奏に行かれているとのこと。
入居者全員がおじさまよりもお若いという話など、たくさん笑わせていただきました。
私も、100までは無理かもしれませんが、1日でも長く歌っていたいと思いました。
お疲れだと思いますが、終わった後にも懇親会があり、
その後ピアニストや家族の皆さんとお食事会があり、
明日の朝は、教会の礼拝にお礼兼ねて参加し、
なおかつ、水曜日の私のコンサートにお二人そろってきてくださるそうです。
めっちゃ嬉しいです!
いや~あの色気と、舞台での度胸というか、腹のくくり方というか、
あと何年やったらできるようになるんだろう・・・・まだまだ勉強です。