ウィーン会議という本当に有名な方ではなく、
私と二人のピアニストとのグループlineが「ウィーン会議」という名前なのですが、
これまで月1回とか、臨時でとか、ずっと電話で会議をしてきました。
最近は緊急会議をすることが多くて、出発直前だという感じがしますが、
心配なテーマが多くつらいです。
昨日のテーマは「コンサートできる?」でした。
というのも、ホールの方からプログラムノートの修正案と共に
「日本は死者も出たそうですね。たいへんですね。延期してもいいですよ。
最終の判断ははに~さんにお任せします。」というメールが来ました。
正体が見えないだけに、相手のホール担当も心配だと思います。
文面から深読みすれば、延期してほしいんだろうなぁって思います。
ましてやウィーンもクラシックのお客さんは老人が多い。
万が一があれば、ホールの運営自体に影響もでることが考えられます。
会議の結果は「3人とも飛べれば、到着後にホールの方と相談して決定する」
「誰かが飛べなくなれば、残りの二人は濃厚接触者になってしまうので、コンサートは中止」ということにしました。
今回の新型肺炎が厄介なのは、症状がでていなくても陽性の可能性というものです。
でも「海外に行くので、念のために検査してくれ」なんて通用しない。
だから感染していても、熱がなくても、飛行機に乗れてしまうというところですし、
反対に誰かに症状が出れば、他の2人が陰性で元気でも経過観察で飛行機乗れない可能性があるということです。
「新型肺炎ええかげんにせ~よ!」って思います。
昨日誰かが「オーストリア第1号とか言われたくないよね~」って言ってたなぁ。