本来の予定なら、今日ウィーンを出発して、明日の朝、日本に帰国という予定だったのです。
本当にあの時、帰国しておいてよかったと思います。
そうでなければ、いまだに直行便の飛行機は飛んでいないし、
滞在ビザも切れているし、きっと経済的にも厳しいものがあったと思いますし、
マスクも使い捨て20枚しか持っていなかったし、
コンサートもできず、オペラもコンサートを一つも見ることができないで、
帰国するすべがなく、一人で泣いてたかもしれません。
3月~4月は、てんやわんやの帰国劇&隔離&引越しでしたが、
帰国したおかげで給付金などお国に援助してもらって、
音楽で全く収入がない現在も生きてます。
富山選択も正解でした。
家賃安いですし、会う人がいないので交際費もかからないし、安全も守れます。
コロナの感染率も今のところ低いようですので、出歩かなければ大丈夫です。
練習会場もとてもよく、ここにはほぼ毎日通っています。
食も、まだ富山の名物はほとんど試せていませんが、そのうちゆっくり開拓したいと思いますし、
通販や宅配でほとんどまかなえる時代でよかったと思います。
ここんところゆっくり考えてみて、いろいろな人が、いろいろな考えがあると思いますが、
歌う時だけはフェイスシールドはしたくない。マスクも嫌。
そんな中で、今後どのように音楽活動ができるか、まだわかりませんが、
少なくとも練習室の中で歌うことは続けて行こうと思います。
ふと、あれから半年たったのか~と、感慨深い今日でした。