ワイマールといってもウィーンのワイマールです。(知っている人は知っている)
さて、この日はドイツからウィーンに戻る日。オーバーアマガウからは、線路が工事中(大抵冬はそうみたいです)で電車がないので、代替バスにのってムルナウへ。降りたらホームと言う感じの駅でした。
そこからミュンヘンまで乗って、またホームを端から端まで大移動して、ザルツ行きの電車に乗りました。
ザルツブルグで心配だったのは、電車の出発時間は同じなのに、ウィーンに到着予定が30分も遅い。そうするとオペレッタに間に合わないのですよ。
なので、ザルツで駅案内のデスクの人に「この電車で買ったけど、これだとオペレッタに間に合わない!」って言ったら座席予約していたのは払い戻しできないけど、一本早いの乗っていいよといってもらえました。
電車はなぜか全席予約が見えないようになっていて、予約したと確信した人だけが「私ここ取ってます」と宣言して座る方式になっていました。一度座った場所はそれで席を立たねばならず、4人ばらばらと近くの場所に移動しましたが、座れない人も多かったので助かりました。
隣の大学生?はお箸でご飯食べているし、少し離れた席の学生は漢字の練習をしているという日本ブームを感じましたよ。今は大きな本屋にも漫画コーナーがあります。
さて、そんなこんなで間に合った「メリーウィドー」昔と違う演出、違う舞台美術。ちょっとがっかりです。良かったところもありましたが、ダンスが減っていたり・・・演出家のやりたいことはわかる演出です。でも何か足らない。そうウィーンオペレッタの「ウィーン」の部分が足らない。これ他の国での演出なら充分これでOKですが、フォルクスなのでこれじゃぁ嫌だなぁという感じです。
でも、音楽は満点なので、気分よくいつものワイマールへ。
私はターフェルシュピッツをいただきました。美味しかった!(写真よりもお肉もう一人切れ多いです。緑のは付け合わせのホウレンソウとジャガイモ)
オペレッタの後にお茶を飲んだり、ご飯を食べたりするのに、とってもいいんです。昔はオペレッタの後などは、満席で観劇の感想を言い合う人で一杯だったのに、劇場は3分の1空席だったし、お店も空席だらけ。ああ、時代の波には勝てないのか・・・。
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