Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

年越しパーティー

2008年01月01日 21時32分16秒 | Weblog
大晦日の第3弾は、国立歌劇場の「こうもり」が終わったあと、さばくさん家族が毎年行っているお友達の家での年越しパーティーに、一緒に参加させてもらいました。

絶対「こうもり」の立ち見が手に入らないと思っていたので、7時ごろの約束をしていたのですが、結局終わって拍手もせずに出てタクシーに乗ったのが、11時前。気の早い若い人たちが仕掛ける爆竹鳴るなか走ってもらいました。

さばくさんのお友達フローリストのアンドレアスさんの家でする年越しパーティーは、お友達10人が集まって、みんなが一品ずつ持ち寄って食べるのですが、なぜかさばくさん家が作るすき焼きが、ここ数年はメインになっているとのこと。私もすき焼きという言葉につられて、無理やり混ぜてもらいことにしたくらいその言葉は魅力的でした。ラッキーにもお約束「すき焼き」はまだまだの様子で、先に年越しをしてから「すき焼き」準備に入ることになりました。

参加している一人のおばさんが、「12時の鐘が鳴るごとにブドウの粒を合計12個食べると、1年いい年になる」とブドウを持ってきてくれたので、「まだか?」「もう12時か?」「いや花火はなってるけど、ラジオはまだだ!」「いまだブドウを食べろ!」みたいな感じで、お願い事をしながらブドウを食べました。1秒に1個食べないといけないというプレッシャーが大きすぎて、あわてて食べたせいで、7つ目の鐘が鳴っているころには12個食べ終わってました・・・・

すき焼きのほかにも、イギリス風プリン、梨のワイン煮、鳥肉のペルー風、リンゴケーキ、魚のマリネなど、いろいろいただきました。(ああ、幸せ)

写真はすき焼きの残骸です。例の肉屋でうすぎり牛肉を2キロ買ってきたそうです。白菜にネギ、うどん、白滝のかわりに春雨で代用して、こっちのちょっと固めの豆腐も入っていました。美味しかったです。(福島出身と大阪出身で作り方と味付けでバトルしましたけど)

シャンペンを開けて、赤ワインを飲んで、ブドウのあとにはラジオから流れる「青き美しきドナウ」のワルツにあわせて、さばくさんのご主人と踊ったり…おもしろい年越しパーティーになってました。

すき焼きを食べ始めたのが1時過ぎ。お開きが4時。その後荷物を持っていったん一緒にさばくさんちまで行き、実際に帰宅したのが朝6時前でした。その後、どうしても見たかった「シシィ」の最終回を朝6時から2時間見て、ふとんに入りました。年があけてしまったんだなぁという感じです。

日本と違うのは、クリスマスは神聖な感じがあるのですが、大晦日から新年にかけては、にぎやかに友人たちと楽しむ色が強いんですね。だから日本みたいに、気持ちを新たにとか、箸や下着まで新しくとか、決意を新たにとか、そんなのないので、「日本人としてはちょっと気が抜けるね」とさばくさんとも言ってたくらいです。

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