Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

国立歌劇場「こうもり」31.12.2007

2008年01月01日 21時06分12秒 | Weblog
大晦日第2弾は国立歌劇場の「こうもり」を観てしまったので、今日はフレダーマウスではなく、複数形のフレダーモイゼでした!

「大晦日は朝から並ばないと国立歌劇場の立ち見は手に入らない」と聞いていたので、どんなものかと思っていたのですが、実際は2時、3時ごろから来た人がほとんどだったそうです。で、私はフォルクスが終わってから行ったので並んだのは開演1時間前の6時。いつもなら30番台のチケットなのに、今日は186番でした。それでもギャラリーの3列目、真ん中ではなかったですが、何とか舞台半分が見える場所を確保できました。

舞台そのものは1月2日にモンセと見るからいいと思っていましたが、国立歌劇場は毎年大晦日だけ、オルロフスキー邸に特別ゲストが来るので、それがどうしても見たかったので、入れてよかったです。

今年のゲストは「Johan Botha」というワーグナーテノール。男前ではなかったのですが、久しぶりに柔らかい、でもすごい迫力でした。オペレッタからアリアを軽く歌っているのに、会場が鳴ってましたから。この人、もし日本で名前を聞いたら行ったらいいと思います。でも男前ではありませんでした。2曲歌ってくれましたが、1曲は知らない曲でした。もう一つは「ほほえみの国」から「君は我が心のすべて」でした。曲紹介された時に、隣のおばさんと一緒に笑顔で「やったね!」と見つめ合ってしまいました。よかったです。

舞台は半分しか見えないので、いいとこだけ立って、あとは座って声だけ聞いて笑ってました。「大晦日にそこにいられる自分」がめっちゃ嬉しかったです。

アイゼンシュタインのスコブス、ロザリンデのドゥスマンと豪華メンバーでしたが、でもやっぱり、どこか、なんとなく、フォルクスの「こうもり」のほうが好きな私でした。

指揮Bertrand de Billy
アイゼンシュタイン Bo Skovhus
ロザリンデ Silvana Dussmann
オルロフスキーElisabeth Kulman
ファルケAdrian Eroed
アデーレIleana Tonca
フロッシュCornelius Obonya

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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こうもり×2とは! (Megumi)
2008-01-03 02:29:39
すばらしいジルベスターでしたね。旅行ではなかなかこうはいかない。やはりウィーンに住んでこそ、だよね。

横浜では今日、ウィーン訛りのおじさんたちが、楽器持って喋ってるのに遭遇。様々な団体のニューイヤーコンサートが日本にやってくる時期ですね。
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話しかけた? (はに~)
2008-01-03 07:22:32
話しかけた?どっからきたの?くらい言ってみたらよかったのに~!なかなか日本でドイツ語に当たる確立って、まだまだ少ないと思わない?私の回りにはこんなに日本好きがいるというのに!
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