鉄道親爺の窓

今日でブログを始めて6年目 国鉄形の車輌の淘汰が進み 寂しさもひとしおですが 平成の名車にも目を向けたいと思っています。

北の蒸気機関車(宗谷本線のC55)

2012-12-04 19:59:45 | 蒸気機関車


    1972年01月00日撮影 宗谷本線 塩狩駅    C55 30 330レ

 師走に入り真冬並みの寒波が訪れ 急激な寒さに震える毎日です。歳をとると共に寒さに弱くなり 雪を見るとつい腰が引けるようになってしまいました。今古い写真を見ながら かって毎年冬の北海道に渡っていた頃のことを思い出しています。

 今から40年前「北海道均一周遊券」を使って 渡道したときの写真をアップします。今となっては土の様な行程で移動したのか 定かではありませんが この写真はC55 30が牽引する旭川発名寄行きで 塩狩へ行き塩狩温泉に宿泊 翌日折り返してきたC55 30が牽引する一番列車の 塩狩駅発車を写したものです このC55 30号機は当時流行った流線型で登場 後に改造して戻されたもので キャブの丸味を帯びた形状に 名残をとどめています。

 この写真を見ると この時泊まった塩狩温泉で 風呂に入った時の事が思い出されます。当時はまだ混浴の湯治場などがあった時代でしたが この時初めて混浴なるものを体験したしだいでした。男湯の暖簾がかかった脱衣場で服を脱ぎ 中に入って湯船に浸かって暫くすると 女性の声と共に3~4人の婦人が入って来ました まさか女湯と間違ったはずはないのに と思いながら湯気のこもる湯船でジッとしていました かなり時間がたってその人たちが出て行かれた後 風呂から出ながら良く見ると 私が入ってきた入り口の他にもう一箇所入り口がありました 私が入った時はだれも居なかったので 気が付かなかったのですが 先程の婦人たちはこちらから入られた様で 脱衣場から出て確かめると 男湯と書かれた暖簾の横に 女湯の暖簾がかかっていました。今はもうその様なことは無いでしょうが 今となっては懐かしく思い出されます。


    

    1973年08月00日撮影 宗谷本線 和寒~南稚内

 翌年の盆休みに訪れた時の写真です。この時は天気が悪く 利尻富士を入れての撮影は断念 熊笹が茂る丘陵地帯を駆け抜ける最果て鈍行です。  


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