通常は、闇金からの借入でご相談にみられる方は、7~8者程度ですが、今回のご相談者さんは、60程の闇金業者からの借入がありました。
一人で、それだけ多くの闇金業者からの借入があるのはなかなかありませんでした。
以前、私が受任した闇金相談では、最高64者からの借入がある方でした。
この相談者さんは、他に破産の件で、弁護士に依頼している状況でした。
この方を受任すれば、二重に受任している結果となるため、その今現在受任されている弁護士さんにこの件について話するように言い、事務所にてその弁護士さんに電話するように言いました。
私も、その弁護士さんと電話にてお話しました。
結果、その弁護士さんは、辞任し、すべて当事務所に任せるということになりました。
ということで、私自身が受任することになりました。
その結果、60程の闇金業者へTELすることになりましたが、予想通り、60者もいれば、いろいろな業者な対応がありました。
ご相談者さんが、帰ったのが、13:30頃であり、書類の整理をし、2時ころから1件、1件電話をしましたが、いろいろな業者がいました。
さすがに、60者となれば、5,6時間ですべての業者には電話をかけることはできず、残りの業者には、連休明けにかけることになりました。
次の日の休日に、電話することも考えましたが、最近の闇金業者は、銀行振り込みでの回収をしているため、銀行の休みの日には、電話の電源をおとしている業者がほとんどですので・・・・
私自身は、何社の闇金業者から借入があろうと、受任する姿勢には変わりありません。
基本的には、依頼者の方への嫌がらせ行為を、当事務所に対しての嫌がらせに転換するようにすることが第一かと思います。
当事務所は、嫌がらせされても、承知の上で受任していますので・・・・・・
でも、そういう業者は徹底的に対処しております。
最近は、闇金業者が増加している状況です。
というのも、私自身思うのは、出資法の法改正で年収の3分の1しか借入ができないというこうとが原因かと思います。
確かに、多重債務者の増加を減らすという目的があるかと思いますが、単なるそのような法改正だけでは、多重債務者の問題は解決しないかと思います。
人間は、病気、事故、子供の病気などで、至急にお金がいる時もあります。
その点に関して、何の対処もしておらず、そのような場合は、国からお金を貸すとういうことも含めるべきかと思います。
私自身の意見としては、殺人・泥棒がなくならないのと同様、闇金もなくならないと思います。