久しぶりの友人と
ポーランドの映画は初めて。
モノクロで綴られるのは
チャーミングなおばあちゃんと緑の木立に囲まれた古い木造の家、そして彼女の愛犬フィラのお話。(写真は公式HPより)
主人公のアニェラを演じるのはご本人も撮影当時91歳のダヌタ・シャフラルスカという女優さん。
1人で大きな家に住み、気丈に振る舞っていても先々が心細いのは当たり前のこと。
1人息子やその家族を頼みにしても彼ら、特に息子の反応は冷たく…
でも、彼女はそれを嘆き悲しんで暮らすような人ではない。
自分の信ずる人としてのあり方を変えようとはしない。
天晴れ!
1人で暮らしている母や義母のことを思ったり
私自身がこの年齢になった時のことを思ったり…
現実と折り合わなければ生きてはいけないけど
自分の思うことを最後まで貫いて生きられたら…
誰しも思うことですね。
これからの人生をどんな風におくるか、おくることができるか…
頑張ってみようじゃないの!
ちょっぴり勇気もわいてきたのでした。