ボブ・ディランが憧れていた歌手がモデルだということで…
「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」
音楽的なことに焦点が当てられているのかと思っていましたが
どちらかというと人間ドラマという感じ。
1960年代初め、NY、グリニッジ・ヴィレッジを舞台とした
フォークシンガーたちがどんな風に生活し、歌っていたかを垣間見せてくれました。
映画の最後のライヴハウスでボブ・ディランを思わせる歌手が歌う
ディランの未収録の曲、Farewell
そして、エンドロールのバックに流れるこの映画のモデルになった Dave Van Ronk 自身の
Green, Green Rocky Road は劇中で流れたいくつもの曲の中でも
ハッと思わせられた曲でした。
歌が好きで、上手で、評価する人々がいても
それで生計を立てていくのは大変なこと。
私の周りにも音楽の道でがんばっている人々がたくさんいるのですが
国も時代も違う先人たちもそんな苦労をしながら
自分の信じる道を歩いていたんだなぁとつくづく。
せめて、少しでも応援し続けていたいと心から。
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