先日観た映画
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Queen Of Versailles (写真はHPより)
アメリカで無一文から大富豪にのぼりつめた夫妻のサクセスストーリーだったはずが
リーマンショックのおかげで転落のストーリーになってしまったというドキュメンタリー。
最初の狙いがひっくり返って思いもよらぬ結果を生み出した…という珍しい映画。
何でも手に入る生活をしていた夫妻と子どもたち。
が、ある日を境にどんどこ財産がなくなり
それでもそれまでの感覚をすっかり変えることは難しく(当たり前ですね…)
何とか立ち向かおうとする夫妻。
シッターさんや家事を任せていた人々も少なくなって家の中は荒れ模様。
家族の関係もギクシャクしたり…
それでもこの撮影を続けることを拒まなかった夫妻はスゴイと思うのです。
こんな多額のお金は私の一生では縁がないけれど
もし事故や災害やで収入が断たれたり
大きな出費を余儀なくされたりすることはいくらでもあり得ることで
そんな時、私は一体どう対処できるのかなぁ?と
かなり真剣に考えさせられた映画でした。
贅沢な家やファッションやで明るい画面
そして、どこまでも強さと明るさを失うまいとする夫妻、特に奥さまなので
悲壮な感じは全くなく
でも、だからこそ
ジンワリと身に沁みたのでした。
イザという時にシャンと立っていられるような人間でありたいな。
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