いよいよ、抜歯の日となりました。
午後2時半の予約です。
なので午前中は通常通り掃除や洗濯が出来るわけです。
が、
何も手に付きません・・・・・・。
空のお散歩は行きました。
洗濯はちょっとたまってたので少ししました。
掃除は・・・やる気になれませんでした。
11時に早い昼食をとり、少しゆっくりしようと空と一緒にソファの上でゴロゴロ。
でも、寝れない。
そうこうしてる間に出発の時間。
いざ!出陣!!(元気はなかったけど・・・)
早めに着いてしまったのでロビーでTVを見てたら、
帰りの運転手(夫)が到着。
午前中仕事に行って帰ってきてくれました。
受付を済ませ、3階の『口腔外科』へ。
2時半の予約なのになかなか呼ばれない・・・。
まあ、病院なんてこんなもんね。
3時。とうとう呼ばれました。
待ってる間に緊張はピークです。
口から胃やら心臓や臓器類が出てきそう・・・。
トイレには2回も行っちゃったし。
先生 「今日は具合悪くない?」
私 「緊張しすぎてお腹が痛い」
先生 ちょっと静かな笑い・・・。
さあ、準備が始まりました。
しか~し
この先生、歯科医院の先生に上の左奥の歯を抜くかどうかを確認してない。
慌てて、歯科医院へ電話。
結局、この歯は保存することに。
先生 「では、左下の親不知だけ抜歯しましょう」
あれ?いきなり消毒なの?
恐る恐る「静脈内鎮静はこれからやるんですよね?」
先生 「?あれ?Mさん、静脈内鎮静だっけ?」
私 「はぃ・・・」
先生 「麻酔科の先生と話したっけ?」
私 「はぃ・・・・・・」
先生、慌てて麻酔科医に連絡を取る。
おいおい・・・。
個室に移動させられ待つこと10分。
麻酔科医登場。
問診しながらテキパキと麻酔の準備。(この先生はベテランっぽい)
まずは血圧測定。(ものすごい高かった・・・)
この血圧計は家庭用のものと同じで抜歯してるあいだ中測定するそうです。
心電図をとる。これも抜歯中ずっとモニター監視。
右腕に1箇所、左腕に2箇所。(へ~、腕でもとれるんだぁ)
サチュレーション(酸素量)を見るために右手の中指に器具を装着。
麻酔科医 「さ~、点滴入れましょうね。右腕にしましょう。」
ううっ痛い・・・。
私、針系は大丈夫なんです。
しょっちゅう採血やらやってるので。
でも、痛い・・・。
先生もなんか悩んでる様子。
針が入り込んだところで
麻酔科医 「今、痛い?」
私 「痛いっ!」
麻酔科医 「すいません、先がつぶれてるみたいだからやり直します。」
というわけでもう一度針を刺しなおし・・・。
2度目はスムーズに入り、痛みもなし。
ここまでの所要時間、約20分。
すでに予約時間から50分経過・・・。
いよいよ、点滴を流し込みました。
ほんの2.3分で意識がなくなったようです。ははは・・・。
まるっきり意識がないのでな~んにも覚えてません。
痛いのもつらいのも何にも。
目覚めた時は5時くらい。
先生から「お酒は飲めません」ってのは聞いたのだけど
あとは覚えてない・・・。
先生に付き添われ待合で待つ、夫のもとへ。
ずっと足元はフラフラ。まっすぐ歩けません。
夫に支払い等を済ませてもらい家へ。
車に乗ってペラペラしゃべったかと思ったら爆睡。
家までの約30分、寝てました。
ここまでは良かったんです。
OPE中は何もわからないわけだし痛みもなかった。
家へ帰ったら・・・。
激痛が襲ってきました。
痛み止めを飲み。・・・なかなか効かない・・・。
1時間ほどかかってようやく痛みが引いてきました。
しかし、顔がどんどん腫れてきます・・・。
「まあ、痛みが薬で治まるならいいか」って思い、早めに寝ました。
これほどの歯の痛さって久しぶりだったけど
本当に痛いっ!
ジッとしてられないくらい
痛いっ!!
いつまで続く?この痛み・・・。
夫から「診察室から出てきたお前って酔っ払いのおばさんみたいだったよ」
って言われました。相当、千鳥足だったようです。